ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ハリーポッターと秘密の部屋 CD 10

2004-08-26 23:17:19 | ハリポタ2巻
Harry間一髪でRiddle日記にBasiliskの牙を突き立て,Riddleの記憶を殺してしまいます。
そう言えば昨日読んだパートでLockhart先生が誤って自分の記憶を消してしまうという事件がありましたが,アレは伏線だったのですね!

Fawkesの尻尾につかまり,Ginny,Ron,Lockhart先生を連れて学校に戻ったHarry。そこにはWeasley夫妻とDumbledore先生とMcGonagall先生が。Harryは自らの選択でSlytherinでなくGryffindorを選んだという事,今にして聞けばなおさら納得。
ここで,記憶を無くしたLockhart先生に代わる新しい先生を募集するというDumbledore先生。3巻に出てくるLupin先生の伏線ですね。他にこんな破格の扱いを受けたDADAの先生は(今の所)なく,Lupin先生って大きな役割を持っているんだなあ,の予感。

Malfoy氏は,Tom Riddleの日記を放つ事によって,HarryとHerimoneの命だけでなく,Ginnyにおかしな事をさせてWeasley家の凋落も狙ってたんですね。Malfoy氏がDobbyに靴下を渡すよう仕向けるHarry。Dobbyって魔法使いとするとMalfoy氏を寄せ付けず結構パワフルですね。Dobbyの,"Dobby is free."のセリフ,なんかROTK映画での水溜りでのGollumの"And take it for me."にそっくりに聞こえました。そう言えば,Dobbyの笑い声や泣き声は,心なしかBBCラジオドラマ版LOTRのGollumの笑い声や泣き声にそっくり。

ところでBBCラジオドラマ版LOTRでGollumを演じたPeter Woodthorpeさんはつい先日(8/12)亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。

DobbyがVoldemortの事をHe Who Must Not Be Namedと言ったのは,The Dark Lord, before he changed his name, could be freely named.という事を言いたかった為,なのだそうです。

ラスト近くで,GinnyはPercyの秘密について語りますが,Riddle日記に毒されていたにも関わらず,Percyの恋の事を11才とは思えない余裕で笑い飛ばすこの余裕。将来の成長を予感させますね。

これで,COS CDは終了。次は,‥‥POAかな!


ROTK読書:ピピン落とし

2004-08-26 22:43:11 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 4: The Siege of Gondor続き
ピピンは恐ろしいナズグルを目の当たりにします。それはペレンノールを横切って帰還途中のファラミアの一行を襲っていたものでした。
実はこの辺り映画と原作でちょっとイベントの時間がずれています。映画ではファラミアはミナス・モルグルルから出陣してきたアングマールの魔王の本隊にオスギリアスを奪われて逃げてくるという設定のようですが,原作ではちょうどここらでアングマールの魔王がミナス・モルグルを出るかどうか,の辺りです。‥‥という事が,ちょっと前にフロドは今十字路にいるという記述があった事や,後でファラミアがフロド達と別れた日時から現在の彼らの居場所を見積もっている所でわかります。

それはともかく‥‥,ピピンはファラミアと出会うわけですが,映画での,あの「イブの息子たち」を彷彿とさせる見事なピピン落とし(笑)は誰の発案なんでしょか?(ピピンをお腹につけてるお爺さんか?(爆))原作は,ピピンが大好きだったボロミアの弟にほとんど勝手に一目惚れして黄色い歓声を上げる様子が懇切丁寧に描かれているのがおかしいです。

さて,この先は私にとっては,原書を読む上では,LOTRの中でも1~2位を争う難関シーンなので,ちょっと深呼吸してから行こうと思います‥‥

ハリーポッターと秘密の部屋 CD 9

2004-08-26 22:33:54 | ハリポタ2巻
***OOPネタバレあり***
COSに到着したHarryの見た物は,意識不明のGinnyとTom Riddleでした。HarryはGinnyを助けようとしますが,全然協力してくれないTom Riddle(この時点ではHarryは彼は50年前の優秀な生徒だと思っている)は,おかしな事を言い始めます。実はGinnyがずっと自分の日記を使っていろいろな話をしていた事,やがて彼は彼女を操ってBasiliskをMrs NorrisやMuggle生まれの生徒達に仕掛けた事,彼女を使って恐ろしいメモを残したり,雄鶏を殺した事を打ち明け始めます。TomはHarryの杖を使い,自分のフルネームの文字を入れ替えるとVoldemortになる事を示します。(そう言えば,Tomは実体でない「記憶」らしく,杖を持ってませんね。)
ここからいろいろと興味深い事が起こります。
Tom RiddleはVoldemortより前の時代の人なのに,ちゃんと名前を知っているし,しかも名前を口にしています。よく聴けば,彼は16才当時Lord Voldemortの名前を使っていたと言っています。Potter夫妻殺害事件は,Tom Riddleの日記よりずっと後の時代の話なのに,Tomは大変興味を持っているようです。ここで注目すべき事は,前年度に起きた,Quirrell先生を使ってPhilosopher's Stoneを奪おうとした事件,及びその後のVoldemortの悲惨な生活については全く触れてない事です。4巻ではその辺はかなり力を入れて話しているのにです。ちなみに4巻の方では,このCOSでのHarryとの会合については全く触れていません。‥‥という事は,この日記のTom Riddleは当時の生身のVoldemortとは別物?
もう1つ興味深いのは,タイムリーに現れるFawkesです。これ以降,FawkesはHarryとVoldemortの会合には必ず顔を出しますね! HarryとVoldemortがFawkesの羽入りのおそろいの杖を持っていて,そのFawkesがDumbledore先生のペットで,HarryとVoldemortの対戦には必ず出てくる,とは,どういう意味なんでしょう?

ところで,私は映画を観る前はFawkesは色の赤い白鳥のイメージ(何の事はないUS版2巻の表紙の挿絵だ(笑))を持っていたのですが,映画のあの‥‥,は,ちょっとびっくりしました。(焦)

そうこうしているうちに,HarryとBasiliskの対決,終了。Fawkesの治癒力によってHarryはあやうく死ぬ所だったのを,救われます。今にして思えば,この時が今までで最大の危機だったのかもしれません。


ハリーポッターと秘密の部屋 CD 8

2004-08-26 01:02:06 | ハリポタ2巻
なんとか状況を打破しようと,HarryとRonはMyrtleに直接聞く事を試みようとします。Lockhart先生の隙をついて,女子トイレに向かいますが,McGonagall先生に見つかってしまいます。とっさに,Hermioneのお見舞い(Madam Pomfreyに禁止されてる)に行きたかったと嘘をつくHarry。ここで,意外にも,McGonagall先生の優しさ溢れるお言葉。先生は涙さえ浮かべて,許可を出してくれます。仕方なく?Hermioneの所にやってきた2人は大変なもの(Hermioneが襲われる直前に調べていたBasiliskに関する文献の切れ端)を見つけ,COSの怪物はBasiliskである事を発見。またHemioneのメモ"pipes"から,女子トイレから出入りしている事を推測,先生達に知らせようとしますが‥‥。
そこで大事件勃発。今度は,purebloodであるはずのGinnyが襲われ,しかも非常にヤバイ状況。Hogwartsも廃校寸前状態。HarryとRon,Lockhart先生を炊き付け,女子トイレから地下へ‥‥


Run!Run!Run!