ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ROTK読書:Since you are robbed of Boromir

2004-08-29 01:51:13 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 4: The Siege of Gondor続き
この辺りは,映画と原作で微妙にずれ(原作ファンにはとってはかなり大きなズレ)ながら話が進んで生きます。

親子の衝撃的な会話はまだ続きます。次の日,デネソールは会議を招集。誰か期待に応えてペレンノールに出撃する勇敢な大将はいないかと発言。皆黙ってしまい仕方なくファラミアが行くと言う場面。ここは会議の席なので「家庭」の会話はできません。それだけに,まるで暗号のように脳内に浮かぶ本音。。

I do not oppose your will, sire. 昨日言われた通りにするよ
Since you are robbed of Boromir, I will go and do what I can do in his stead. ボロミアの代わりに死んでしまえばよかったんだって言ったよね
if you command it. ‥ほんとにやっていいの?
I do so. ああ。
Then farewell! じゃあさよなら
But if I should return, think better of me! 帰ってきたら褒めてくれる?
That depends on the manner of your return. お前が生きて帰ってくるんじゃなかったらな

ガンダルフ,どこで見抜いたか
Your father loves you, Faramir, and will remenber it ere the end.

ファラミアの出征は,無謀な事は無謀なのですが,映画のようなメチャクチャなものではありません。彼は数日間持ちこたえ,また彼の引き連れた軍の2/3は生還してます。(全滅なんかしてません)

いよいよアングマールの魔王が出陣し,緊張に包まれるペレンノール。ゴンドールの騎士達は苦戦します。特にナズグルの鳴き声には皆怯えます。ガンダルフも映画と違ってペレンノールに応援に出かけます。そしてデネソールの亡き奥さんフィンドゥイラスの弟である海の国ドル・アムロスのイムラヒル大公も出撃。

しかし,イムラヒル大公は大怪我したファラミアを連れて帰ります。

Run!Run!Run!