トールキンさんは,8/31の手紙で,続きを書いているとは言っているけど,なかなか難航している様子です。これは,古森と枝垂川についての,初期の草稿。
彼らはポニーに乗って霧の中に歩き出しました。暫く歩くと,生垣にぶつかります。それは蜘蛛の巣のようなネットが高く張りめぐらされていました。マーマデュークの案内でしばらく行くと,レンガのトンネルがありました。出口には門がありましたが,マーマデュークが鍵を開けて皆を外に出しました。
マーマデュークは,古森の不思議な生物について話します。彼らはシャイアの生物より鋭い感覚を持ち,よそ者は歓迎しないようです。木々は侵入者を見張っています。暗くなると,風がないのに木々は互いに囁き合い,枝を動かし侵入者を取り囲みます。彼らはかつてその生垣を襲い,迫ってきたのですが,ホビット達は東側の境を焼き払いました。
森の奥と反対側には何か不思議なものが住んでいますが,マーマデュークによれば少なくても昼間はそれほど怖くないそうです。しかし誰かが道を作り,彼らを解放している様子。そして,ホビット達はその方向に向かっていました。
ホビット達は先を進みました。道は暗く木々の密度は濃くまるで敵意を持ったものに見張られているようです。マーマデュークは歌おうとしましたが,ハミングになって,やがて歌うのをやめてしまいました。彼らの後ろで枝がひびが入るような音を立てて落ちました。マーマデュークは快活に,木が歌に反対しているようだね,と言いました。
‥ここでこの草稿は,小さな丘,...眺め,...霧,...暑くなる,...木が道をふさぐ,...トム・ボンバディルに会う,...柳男(Willowman),...等のメモを残して終わってます。別のページにまた別の草稿がありました。
道は曲がりくねっていて,彼らは疲れてしまいます。小さな丘に着くと霧が晴れ,暑くなります。ここで食事を摂り,方向を確かめて北西に出ようとしますが,木が道をふさぎます。どの道も彼らを右側に誘導します。やがて彼らは柳に囲まれた川,枝垂川に着きました。
この先10行ほどで正式版のあらすじに近いような事が書いてありますが,最後が‥‥
彼らを眠気が襲い,ビンゴとオドはWillowmanに捕まってしまいます。しかしその時歌が聞こえてきて,Willowmanはその手を緩めます。夕方,草原の丘に差し掛かった時,急に辺りが寒くなり,今度は彼らは塚人に引き摺りこまれてしまいます。ビンゴとマーマデュークが歌を歌うと,それに答えて歌う人がいました。トム・ボンバディルです。彼はホビット達を助け出すと,家に連れて行ってくれました。塚人は,急いでついてきましたが,トム・ボンバディルが後ろを振り向く度に立ち止まりました。
トールキンさんて人は,どうしても読者を笑わせたいらしい‥(^^;)
彼らはポニーに乗って霧の中に歩き出しました。暫く歩くと,生垣にぶつかります。それは蜘蛛の巣のようなネットが高く張りめぐらされていました。マーマデュークの案内でしばらく行くと,レンガのトンネルがありました。出口には門がありましたが,マーマデュークが鍵を開けて皆を外に出しました。
マーマデュークは,古森の不思議な生物について話します。彼らはシャイアの生物より鋭い感覚を持ち,よそ者は歓迎しないようです。木々は侵入者を見張っています。暗くなると,風がないのに木々は互いに囁き合い,枝を動かし侵入者を取り囲みます。彼らはかつてその生垣を襲い,迫ってきたのですが,ホビット達は東側の境を焼き払いました。
森の奥と反対側には何か不思議なものが住んでいますが,マーマデュークによれば少なくても昼間はそれほど怖くないそうです。しかし誰かが道を作り,彼らを解放している様子。そして,ホビット達はその方向に向かっていました。
ホビット達は先を進みました。道は暗く木々の密度は濃くまるで敵意を持ったものに見張られているようです。マーマデュークは歌おうとしましたが,ハミングになって,やがて歌うのをやめてしまいました。彼らの後ろで枝がひびが入るような音を立てて落ちました。マーマデュークは快活に,木が歌に反対しているようだね,と言いました。
‥ここでこの草稿は,小さな丘,...眺め,...霧,...暑くなる,...木が道をふさぐ,...トム・ボンバディルに会う,...柳男(Willowman),...等のメモを残して終わってます。別のページにまた別の草稿がありました。
道は曲がりくねっていて,彼らは疲れてしまいます。小さな丘に着くと霧が晴れ,暑くなります。ここで食事を摂り,方向を確かめて北西に出ようとしますが,木が道をふさぎます。どの道も彼らを右側に誘導します。やがて彼らは柳に囲まれた川,枝垂川に着きました。
この先10行ほどで正式版のあらすじに近いような事が書いてありますが,最後が‥‥
彼らを眠気が襲い,ビンゴとオドはWillowmanに捕まってしまいます。しかしその時歌が聞こえてきて,Willowmanはその手を緩めます。夕方,草原の丘に差し掛かった時,急に辺りが寒くなり,今度は彼らは塚人に引き摺りこまれてしまいます。ビンゴとマーマデュークが歌を歌うと,それに答えて歌う人がいました。トム・ボンバディルです。彼はホビット達を助け出すと,家に連れて行ってくれました。塚人は,急いでついてきましたが,トム・ボンバディルが後ろを振り向く度に立ち止まりました。
トールキンさんて人は,どうしても読者を笑わせたいらしい‥(^^;)