ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 6: The Noble and Most Ancient House of Black (1)

2005-01-12 22:58:23 | ハリポタ5巻
Molly母さんはHermioneに,「Ginnyはもう寝てると思うわよ。」(‥なワケないだろ(笑))Ginnyも,1つ上のParvatiやLavenderなどよりよっぽどしっかりしていて,実はHermioneにとって,女の子で1番の親友はGinnyなのではないか,と思う今日この頃です。

HarryとRonは寝室に入れますが,当然,すぐ眠れるはずもなく,ApparationしてやってきたFred,Georgeと,『武器』って何?の憶測を始めます。「死より悪い事って何」とか。(「死より悪い事(worse than death)」はハリポタシリーズを通してよく出てきますが,Rowlingさんこれの解を用意しているのでしょうか?)‥とそこへMolly母さんらしき忍び足‥。Molly母さんも魔女なんだから,もっと魔女らしい監視方法があると思うんだけど‥,Harryの世界の魔法使いって,不便なんですねえ。(^^;) ‥でもまあ,ホントにMolly母さんだったのか?という疑いもありますけどね。(Kreacherとか‥→あっ,その方がアリかな)

Harryにとっては,Dursley家から脱出して,グリーンランド?(日本ではこういうのを表現する時は『シベリア』を使いますね(笑))経由?でBlack屋敷にやってきてから頭が混乱? Hagridが授業に,武器を持った『美しい』生物を使う,変な夢を観てしまいます。

翌日,Harryは他の子供達と一緒にdoxy退治に駆り立てられます。カーテンに潜んだdoxyを取り除く作業ですが,これも魔法使いのやる作業かって感じで(笑)
玄関で,Molly母さんがMundungusと言い争う声を聞いて,Fredは他の人に怒る母さんの声っていいなあとつぶやきます。

‥とそこへHouse-elf。Kreacherという,Black家に使えるHouse-elfです。しかしDobbyやWinkyと違い,えらく無愛想で,HermioneをMudbloodと差別するし,喋る言葉も三単現とかの使い方の間違えていません。
余談ですが,私は彼の「服装」から,"loincloth"(まわし)という単語を思いっきり覚えてしまいました。(爆)ええ,お相撲さんのつけているまわし,"loincloth"で通じるんですよ。

Harry今度は,Black家の家系図を見つけます。Siriusは,本当はこの家系図は捨てたいのだけど,"Permanent Sticking Charm"をかけられていると言います。
この家系図にはびっくりする事が一杯ありましたね。まず,Siriusは"Toujours Pur"(永遠に純血)を謳う家系の出身という事。直系のご先祖さんにはPhineas NigellusというHogwartsの元校長がいるという事。彼の弟はDeath Eaterだった事,あのBellatrix LestrangeとNarcissa Malfoyは従姉妹で,すなわちMalfoy家と親類な事‥等々。

しかしSirius自身はそんな家に嫌気がさして,16才で家出をしてJamesの家で暮らしたそうな。。


これを読んで,何故,Gryffindorにいたと思われているSirius Blackが,VoldemortにPotter夫妻の居所をばらし,12人のMuggleを殺した魔法界最悪の大悪人,と,皆信じてしまったのか,ようやくその理由がわかりましたよ。
‥それでいつも気になる,Siriusってどこの寮だったの?問題(いつの間にか問題にしてる(笑))ですが,大抵の人は彼もGryffindorと疑わないようなのですが,このような家ならば,彼がもし本当にGryffindorだったのなら,入学式の次の日には,Howlerが届いたでしょうねえ‥‥。


A Wizard of Earthsea 読書 : Chapter 5: The Dragon of Pendor (3)

2005-01-12 22:05:53 | ゲド戦記・Le Guin
Pendorのドラゴンの所に,ある時メスのドラゴンがやって来ましたが,彼女は卵を置いて去ってしまい,お父さんドラゴンは残された卵を育てたのだそうです。

最初に出てきたのは,小型の(40オール付き船の大きさ(汗))薄い翼を持った子ドラゴンでした。Gedは彼の翼と手足を魔法で縛り上げただけで,彼は石のように海に落ちていきました。(か,かわいそうに‥)続いて2匹,同様に片付けます。
次は3匹やってきました。1匹は大きめです。それぞれ別の方向から来るので,縛り上げる事はできないと悟ったGedは,変身術(Changing)を使い自らドラゴンとなって,まず小さい2匹を押え,残りの大きな奴とタイマン勝負しますが,Gedが空中でドラゴンの首根っこを押さえつけると,彼はたまらず逃げていきました。

Gedはすぐさま元の姿に戻りました。必要以上に変身していると危険なのだそうです。彼の髪の毛は焦げ付いていました。そして6匹中5匹殺したと宣言し,他のドラゴンにも出てくるよう言います。
やがて彼は1番高い塔が動いているのを見ます。彼は初め,年取ったドラゴンの恐ろしい魔法の力に騙されているかと思いましたが,実はそれは親ドラゴンの肩にすぎなかったのでした。Gedはその大きさに圧倒されましたが,目は合わせないようにしました。ドラゴンと目を合わせてはいけないそうです。(それは初耳)

親ドラゴンは狡猾に,岸に上がって宝を見ないかと誘います。ドラゴンはOld Speechを話しました。Old Speechは人を正直にする言葉ですが,人を騙す武器として使う事ができます。Gedは注意するようにと教わっていました。
さらにドラゴンは,「お前を追っている者の名前を教えてやろうか。私にわかるかもしれぬ。」(そーだ,名前がわかれば闘う事ができる)

Gedには,何故ドラゴンが彼が陰に追われている事を知っているのかわかりません。Archmageは陰には名前はないと言いました。しかしドラゴンは人間より古い生物です。Gedは,ドラゴンが人間の望みを聞いてくれるという事に,表面上は敬意を払いながらも,自分は交渉しに来たと言います。それは彼の名前を知っているという事。名前と引き換えに,Low Torningの人々に危害を加えないと約束させる事でした。GedはRokeで学んだ知識から,このドラゴンは昔OsskilにいたYevaudというドラゴンである事を確信していました。そして,彼の推測は正しかったのです。

自分の名前を言われ,影の名前を教えてやろうかと言うドラゴンからの誘惑にGedの心は揺れますが,自分の命を取引に来たのではないと自覚するGedは,それを断り通し,ドラゴンをPendorに縛り付ける事に成功しました。



ドラゴンを"worm"と呼ぶのは,Tolkienもそうなのですが,アチラではお約束なんでしょうかね? Ged,どうやってへたれ状態から脱出するかと思ったら,なかなか精神的に強い魔法使いに成長してますね。ようやく,今後のクライマックスに向かって,Gedは何をすればいいのかわかってきました。
さて,この章は終わりなので,今度はMiddle-earthへ。


ちょっと失敗(汗)

2005-01-12 02:00:44 | 雑談
私とした事が,何故か「Three Rings for Hollywood」の記事とHoMEの「Chapter V : The Old Forest and the Withywindle」がいつの間にかごっちゃになってしまいました。もしかして混乱された方もいらっしゃったのでは‥(汗)失礼しました。やや順番が変わりましたが,直しておきました。

A Wizard of Earthsea 読書 : Chapter 5: The Dragon of Pendor (2)

2005-01-12 01:27:26 | ゲド戦記・Le Guin
GedはなんとかIoethを治そうと,彼の名を呼び魂を呼びに行きます。Gedは彼が暗い坂の下を走っているのを見ます。音は聞こえません。彼の見た事のない星が空にありましたが,彼は星座の名前をわかっていました。しかしそれらはまだちゃんと配置されたものではありませんでした。彼は死に行く子供をあまりに遠くまで追い過ぎました。彼は丘を登り始めましたが,1歩毎に重くなり,頂上にたどり着いたとき,石の壁を見つけました。ところがその壁の所に「影」がいました。それは生の世界に,彼自身は死の世界の方にいました。
彼はこの先進んで死の国へ行くか,恐ろしい「影」の待つ生の世界へ後戻りするか,決めなくてはなりません。彼は杖を上げるとそこで力が沸いて来て,壁を飛び越えると杖は消えて輝き出しましたが,彼はそこから落ちて,その後何も見えませんでした。

Pechvarryと彼の妻,そして魔女が見たのはこんな感じでした。彼は呪文を途中で止め,子供をもったまま動かなくなりました。彼は子供を優しく床に横たえ,杖を振り上げるとそれは雷のように輝いて家の中の物が飛び上がるほど衝撃があり,皆が気が付くと,若い魔法使いは死んだ子供のベッドの脇に倒れていました。

Pechvarryは魔法使いも死んでしまったかと思いました。otakがGedを優しく舐めると,やがて彼は目覚めました。この時彼は,賢い魔法使いは決して他の生物から離れないと悟りました。

Gedは回復しましたが,Pechvarryへの悲しみと,影に見つかってしまった恐れが彼を襲いました。その後すぐ,彼は熊のような頭も顔も持たない物がドアを捜している夢を見ました。このような夢は以前影を呼び出した直後以来です。彼は目覚めると冷たく弱々しく,顔の傷と肩が痛むのを感じました。
その後,ずっとGedは影の夢に怯える事になります。やがて影が家の中に入ってきた夢を見ました。影から逃れるには方法は1つ。そして彼は決心します。

次の日,Gedは,Low Torningの頭に会い,これからPendorのドラゴンの所へ行き,Low Torningでの仕事を終わらせたいと言います。あっけにとられるLow Torningの人々を後に,彼はPendorへ渡りました。彼は船を魔法を使って急いでPendorに進めました。港に着くと,彼はUsurperを呼び出します。


へたれGed。。。この後彼はどうやって最強の魔法使いになるのか?


OOP CD : Chapter 5: The Order of the Phoenix (2)

2005-01-12 00:44:28 | ハリポタ5巻
***かなり既読前提,及び6巻予想ネタアリですので注意。***
Siriusが,Harryに,何を知りたい?と切り出します。

まず,Harryは「Voldemortはどこにいて何をしてるの?」と尋ねます。「Muggleのニュースを観ているけど,彼を見たとか誰かがおかしな死に方をしたとか,全然聞いてない。」すると,「誰もおかしな死に方をしてないからだ,そして我々は結構たくさんの事を知っている。」とSirius,そしてLupinが,「彼が思ってる以上にね。」

Harryが,「何故彼は人殺しをやめたの?」と聞くと,Sirius「彼は注意を引きたくないからだ。彼の復活は思い通りにいかなかったから。」「君がぶち壊しにしたからね」とLupin。

Harry「どうやって?」 Sirius「君は生きているはずじゃなかった。Death Eater以外は彼の復活を知らないはずだった。しかし君は生き残って目撃者になった。」 Lupin「彼はDumbledoreにだけは知られたくなかったのだが,君が知らせたんだよ。」

Harry「それが何の役に立ったの?」 Bill「冗談だろ! Dumbledoreは彼が1番恐れていた人だよ。」 Sirius「君のお蔭でVoldemortの復活の1時間後にはOrderの知る所になったんだ」

Harry「それでOrderは何をやっているの?」 Sirius「Voldemortが計画を実行できないようにしている。」 Harry「どうやって彼の計画がわかるの?」 Lupin「Dumbldedoreは『鋭いアイディア』を持っている。そして大抵はそのアイディアは当たっているんだ。」

Harry「ではDumbldedoreは(Voldemortは)何を考えていると思っているの?」 Sirius「まず,彼は『軍隊』を集めていると思っている。以前はたくさんの魔法使いや魔女が彼の言う事をきいていた。忠実なDeath Eaterや闇の生物,巨人を手なずけようとしているのは知ってるね。彼はたったの1ダースほどのDeath EaterでMinistryを乗っ取ろうとはしてない。」

Dumbledore先生を平気で"Dumbledore"と呼ぶHarryに注目。

Harry「ではあなた達は彼が仲間を増やすのを止めようとしている?」 Lupin「ベストを尽くしている」 Bill「なるべくたくさんの人に『例のあの人』が復活した事を伝え,注意するように伝えている。難しいけどね。」 Harry「何故?」 Tonks「Ministryの考え方のせいよ。Fudgeは何が起きているかを拒否しているのを知っているでしょ。」

Harry「何故そんなバカな事を?」 Arthur「問題は,Dumbledoreだよ。」 Tonks「彼はDumbledoreを恐れている」 Arthur「彼が何を企んでいるかを恐れている。彼はDumbledoreが魔法大臣の座を狙っていると思っているんだ。」

Harry「でも彼はそんな事考えてないと‥」 Arthur「もちろん。Millicent Bagnoldが引退した時人々が望んだがね。Fudgeが継いだわけだが,彼はDumbledoreの人気を忘れてない。」 Lupin「彼はDumbledoreの方が賢く力があると知っている。最初は彼はDumbledoreにいろいろ相談していたが,彼は権力を愛し,自信を持つようになってきた。そして彼は彼自身を自分はDumbledoreより賢く,Dumbledoreがその為に問題を起こそうとしていると説得してきた。」

この辺4巻の終わりでも言ってましたね。

Harry怒り出し「何故そんな事を考えられるんだ? Dumbledoreがでっち上げた話だって‥僕が作り上げたとでも?」 Sirius「Voldemortが復活した事を認めるのは,Ministryが14年間直面した事のない問題だ。FudgeにとってはDumbledoreが嘘をついて騒ぎを起こしたとする方が居心地がいいんだ。」 Lupin「MinistryはVoldemortを恐れる事はないととしている以上,人々に彼の復活を悟らせるのは辛い。彼らがまず信じたくないからね。Daily ProphetにはDumbledoreは噂好きと記事を載せている。だからほとんどの魔法使いは何が起きているか知らないし,Death EaterがImperius Curseを使えば簡単にできる。」

Harry「でもどうしてあなた方は人々に知らせられないの?」 すると皆笑って,Sirius「私は狂った殺人者だ。街に現れてパンフレットを配るわけにはいかないだろう。」 Lupin「私は夕食には歓迎されない狼男だ。」 Sirius「TonksとArthurは職を失うよ。それにMinistryにスパイを持つのは役に立つ事だ。Voldemortも持っているだろうし」 Arthur「しかし何人かは説得したよ。TonksにKingsley,彼はSiriusを捕まえる職務を負っているが,彼はチベットに潜伏しているとウソの情報を流している。」

ここを見ると6巻になってもMinistryはHarryにとって都合のよい場所ではなさそうかも。

Sirius「私たちはVoldemort復活のニュースをもみ消そうとはしてないが‥」 Lupin「彼らはDumbledoreの信用を落とそうとしている。彼は年老いて権威のある役目を果たせなくなったとね。」 Bill「でも彼はChocolate Frogsのカードからはずされない限りは文句は言わないさ。」 Arthur「笑い事じゃないぞ。へたをすると彼はAzkaban送りになるかもしれない。Dumbledoreが閉じ込められたりしたら最悪だ。それこそVoldemortは好き勝手にできるようになる。」

Harry「でもVoldemortが人々を集め出したら,彼が復活したと知られるのでは?」 Sirius「彼は人の家に歩いていってドアを勢いよく開けたりしない。彼は魔法をかけたり脅したりして人々を集める。彼はそういう事に長けている。どちらにしても彼は現在ある事を計画しようと集中している所だ」 Harry「何をしようとしているの?」 Siriusは,Lupinと一瞬目を合わせ「秘密に何かの道具を得ようとしている。以前は持ってなかった武器のようなものだ。」

Harry「それってAvada Kedavraより悪い物?」

う~~むこれが5巻最後の方に出てくるアレですか。しかしこの時点でSiriusもLupinも知っていたと言う事‥‥。

ここでMolly母さんが割って入り,万事休す。自分も戦いたい!と言うHarryを今度はLupinが,「Orderに入れるのは大人の,学校を卒業した魔法使いだけだ。」とたしなめ,Siriusに「もう十分話しただろう。」と言って,お開きとなりました。



大変でしたが,今日はほぼ完璧!に情報をまとめました。直接的で表現のキツイSiriusをいつも補足するLupin,何か軽い感じのBillとTonksを補足するArthur父さん,と,やっぱりこの2人が人格的に頼りになりそうだなあと感じました♪



Run!Run!Run!