ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 9: The Woes of Mrs. Weasley (2)

2005-01-23 22:06:17 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
Molly母さんの嘆きの次に気になったのは,Ronを巡る皆の態度です。

Ronが「Prefect」に決まったとわかった時の皆の反応がとても興味深いですね。まずFredとGeorge,「Harryだと思っていた。」で,もうはっきり自分達の弟であるRonより,Harryです。お金や妬みなどのいやらしい問題が絡まない限り,男性って,残酷なほど,誰がリーダーになるべきか,はっきりしてますよね。Hermioneは,やっぱりHarryと思ってはいたようですが,"Are you sure?"なんて言っちゃったりはします(笑)が,FredやGeorgeとは格段に違ってRonにもHarryにもよく気を遣っていますね。一方,Molly母さんは,RonがPrefectと聞いて,ストレートに喜びます。Harryには目もくれない所はやっぱ,本当の息子でないから?という一抹の寂しさも感じましたが,他の人のややひねくれた褒め方に対して,やっぱし,お母さんだけは,何があっても子供の味方なんだなあとつくづく思います。

「Prefect」を巡ってのSiriusとLupinの会話からは,何気に新しい事実がわかりますね。Harryのお父さんJamesはPrefectではなかった事,そして,彼らの会話の内容(Lupin曰く,自分がPrefectに任命されたのはJamesとSiriusの監視の為)から,SiriusもGryffindorだったんだなあという事がかなりはっきりしてきました。(いやあ疑っててごめんごめん)
しかしここでまた改めて‥。Jamesはもちろんその時点ではPrefect等にふさわしくない生徒だったという事が改めてわかりました。後でSnapeのPensiveの記憶にも出てきた時にも,まだまだLilyのような女の子が惚れるような男の子とはとても思えません。でも彼は最上級生の時はHead Boyになった上にLilyを手に入れてますね。果たしてその後1年の間に,彼に何が起きたのでしょう。(そしてこれは,Harryにも言えますね。果たして彼は,後1年でHead Boyに選ばれるような生徒になるのかならないのか‥)


Run!Run!Run!