ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Satan in St.Mary's: 13

2008-05-17 01:03:47 | Athelstan・Doherty
バーネル司教の用事とは,ロンドン塔滞在&散策許可証でした。イヤミを言いながら仲介したヒューバート・シーグレイブは,コーベットがその命令書を見せてくれないのでがっかり。(笑)

おませラナルフは,コーベットの後を歩きながら,密かにアパートの女管理人に恋って言うか,モノにできそうだなあと考えてます。(^^;)

さて,コーベットとラナルフは,ロンドン塔まで,楽しい川下りの旅。まるで中世ロンドンの観光案内です。(笑)
"London's house-laden bridge with its nineteen arches each protected by starlings, wooden boat-like structures which prevented boats crushing into the hard stone arches."
今となれば,最初の3語(London's house-laden bridge)だけで,これがアセルスタンシリーズでお馴染みのロンドン橋とわかります(笑)が,もし初めて読んだのがこの本だったら「何のこっちゃ?」状態ですね。(汗)

ロンドン塔の1室でようやく落ち着いたコーベット,バーネル司教が滞在許可証と一緒にくれたメモをチェック。これも今までのおさらい,☆のマークは黒魔術のシンボルという事を確認。さらに歴史的背景の説明がありました。サイモン・ド・モンフォールは黒魔術にハマっていた形跡があるとか(うへぇ,議会制政治の先駆者だよ,そんな事を言っていいの?),その黒魔術は,ウィリアム・ルフス王(ハリポタの登場人物,ルフス・スクリムガーの語源と言われる)の殺害事件(いつか別件でレポートした事があります,ここ捜すの苦労しましたっ)にも関わりがある,等。。。読んでて,結構目が白黒★☆(爆)系のお話でした。


Run!Run!Run!