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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ROTK読書 : If I hear "not allowed" much oftener

2004-10-08 01:18:40 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 8: The Scouring of the Shire
シャイアにもどってきた4人は門が閉まっているのを見て,叩きますが,その時2階建てのどうもシャイアらしくない建物を見ます。
中から,張り紙に日没以降は何人も入れないと書いてあるだろうと怒鳴り声が聞こえますが,サムは暗くて見えないし,そんなもの見つけたら破って捨てるぞと怒鳴り返します。
慌てたホビット達が出てきますが,彼らは4人を怖がっている様子。メリーは知り合いを見つけて,話し掛けます。ホブというホビットでした。彼は皆メリー様は死んだものと思っていたと言います。

メリーとピピンは柵を乗り越えて中に入りますが,ここで大きな男が出てきて2人を脅します。しだ家のビルでした。しかし,彼は2人が剣を持っているのを見て慌てます。彼が4人が乗ってきたポニー達の脇を通ると,元の飼い馬のビルがいきなり飛びつきます,が,しだ家のビルは逃げてしまいました。
4人はとにかく中に入る事ができましたが,何故か泊めてもらう事が許されません。仕方なく彼等は自分達で運んできた食糧で食事をして一夜を明かす事にします。ホブによると,この夏の作物は,外から来た人間に搾取され,現在シャイアはお頭と呼ばれる人物に乗っ取られていると言います。

次の日,4人は一体何が起きているのか確かめる為,ホビット庄を目指します。彼らは蛙村の浮木亭で庄察隊と呼ばれるホビット達に捕まります。聞けば4人を水の辺村まで連行するとの事。この中には,サムの知り合いの小穴のこまどり(Robin Smallburrow)というホビットがいたので,もう少し詳しく話を聞き出そうとします。しかし,なかなか事情の飲み込めない4人。サムは,ホビット達がしばしば口にする「○○は許されてない」と言う言葉に,もうキレそうです。
If I hear not allowed much oftener, I'm going to get angry.
4人は庄察隊達には全然お構いなく,どうせ自分達も水の辺村まで行くのだからと楽しそうに馬を進めます。

しかし,水の辺村まで来た時,フロドとサムはその変わり果てた姿にショックを受けます。池の周りには醜い家が建ち,遠くには煙突が見えました。緑竜館の傍には大きな男達がいます。サムはブリーのごろつきみたいだと言い,メリーはアイゼンガルドで見た人間に似ていると言います。

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