ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 IV : Of Hamilcar, Ganfalf and Saruman (3)

2005-10-13 23:19:58 | Tolkien・HoME
踊る子馬亭のシーンで,今回は,バタバーさん経由の手紙にはこんな事が書いてあります。
‥PPS.トロッターが本物かどうか確認せよ。彼の本当の名はCelegornの息子アラゴルンである。

All that is gold does not glitter,
not all those wander are lost.
(略)
Let blade that was broken be brandished,
and fire be the Doom of the King!

アラゴルンはこの詩を知っているはずじゃ。"All that is gold does not glitter"の後に何が続くか聞いてみよ。

で,今回もまだフロドは声を出して読みます。(あれ~?マズイじゃん(汗))
でもその後に,トロッターは自分の持っていた手紙を出します。

しかし,次のバージョンで,ようやくフロドは黙読するようになります。(笑)
例の詩は,書き換えられ,特に最後の2行はこうなりました。
Forged may be that was broken;
the crownless again may be king!
映画ではROTKでArwenが言ってるセリフなんですが,原作のどこにあったんだろう?と思っていた方,ここですよ~。

トロッターさんは,正式版で,サムの許しを得て自分がガイドをすると決まり,明日は大変な道だぞ,というような事を言っている所があると思いますが,本当はその中に,
"And now, I think it is time you went to bed and took what rest you can."
という文章が入っていたのだそうです。クリストファーさんは,何故その文がなくなったんだろう?と不思議がっていますが,もしかして,この文章のニュアンスは,いつしかヘンネス・アンヌーンでのファラミアに引き継がれたんでないか?と思ったのは私だけ?

と,いう事で,大きな変更で,まだまだやや混乱の残っているシャイア出発からブリー,風見が丘への経緯ですが,これらをようやくまとめて,正式版になるようです。(昨日の様子では,ガンダルフと風見が丘の関係についてもう少し何か語られるかと思いましたが,結局うやむやで‥(汗))

HoME7 IV : Of Hamilcar, Ganfalf and Saruman (2)

2005-10-12 21:59:43 | Tolkien・HoME
<Outline>
アウトライン続き:トールキンさんは9人の黒の乗り手にABCDEFGHI(笑)とそれぞれ名前をつけて,彼らの行動を細かく記述します。DEFGHIはシャイアへ向かい,DEはフロドが出発したのを見て渡しまで追い,FGHIは表通りへ。HIはブリーでハリーを脅して様子を探る。魔王AはBCと待つ。DEFGが堀窪を襲い,ハミルカーを連れて行くけど指輪を持ってないので,魔王Aは怒る。DEはブリーに戻ってしだ家のビルとコンタクト。そして踊る子馬亭を襲撃。シャイアに戻ったFGはガンダルフが逃げ出した事を王様に伝える。DEはブリーにフロドがいた事を報告。魔王は頭が混乱,しかし彼はハムを殺さず。何故なら彼はもっと情報を知りたかったのと,サウロンは魔王にバギンスを生きたまま連れてくるよう命令していたから。遅れて来たガンダルフは堀窪の様子を見て心配になるが,彼はDEに追いつきハムを奪い返す。
</Outline>

このアウトラインでは,相変わらずハミルカーが捕まるという事態は続いているけれど,今度はガンダルフが一緒の時でなくて彼1人。ガンダルフはトム・ボンバディルと会ったのかどうかはうやむや。そしてSaramundというキャラクタの登場で,ガンダルフが捕まっていた様子が前とちょっと変わり,West Towerではなくなりました。

ただ,このアウトラインだと,ガンダルフが黒の乗り手達の行動を随分前から知っていた事になり,何故フロドを安全なうちに出さなかったかという疑問があるそうです。そこで正式版では,ガンダルフにこの情報を伝えるのが,ラダガストの役目に変わるのだそうです。

正式版を読んだだけではわかりませんでしたが,元々サウロンはフロドを生け捕りにする予定だったんですね。(でもちゃんとよく考えていたら,後でメリーとピピンが殺されなかった事でもそれはわかるんですけどね(笑))また1つ理解が深まりました。

それにしても,ABCDEFGHI。(爆) 彼らがどういう行動を取っていたか一目瞭然ですね~(笑)

やがてお父さんは「ガンダルフが何を考えていたのかがバレてしまうと面白くない」という事で,ハミルカーを誘拐するのをやめてしまいます。そしてガンダルフが彼を連れて裂け谷まで行くという話も消えていきます。。。。

一方,ガンダルフは,木の鬚でなくSaramund>サルマン自身に捕らえられるという話に変わってきました。エルフが彼の行方不明を知り,裂け谷に伝えられ,そしてメッセンジャーが鷲を呼びます。例の(ブーツの跡がある)キャンプはレンジャーのキャンプに変わり,‥ガンダルフは堀窪でフロドのマントを見つけ,彼がさらわれたと思い,慌てて追う,という事になります。

(ほう,グワイヒアはそういう経緯で呼ばれたのですか)

そして,ついには,ガンダルフが堀窪から出るという話も削除され,彼はいきなり鷲に乗って裂け谷に行く??事になります。‥ふむ,正式版になるにはあと1ステップあるようですね。それはまた,明日にでも。

コアラ着モーション

2005-10-12 21:43:37 | 雑談
今まで動画を貼った事はなかったのだけど,ふと思い立って,3月にオーストラリアに行った時におみやげに買ったコアラのぬいぐるみ,音が出るうちに録音してみました。実はこれを着モーションなどにしてみたのですが,オーストラリア人に聞かれたら爆笑される事間違いなし? (私は英会話学校に通っているんで,ホントにオーストラリア人に会う機会は一杯あるんですよ。(笑))

いつの間にかPodcast

2005-10-12 00:42:21 | 英語・TOEIC
昨日ポッドキャスティングに触れたばかりですが,ふと気が付くと,世の中Podcast天国になっております。こちらのブログで以前ご紹介した,いろいろな英語ニュースサイトも,この頃いつの間にかPodcastページを持っておりましたのでご紹介。

アメリカ,NPRさんはこちら
イギリス,BBCさんはこちら
オーストラリア,ABCさんはこちら

ただ,NPRとBBCはまだテスト段階のようです。
昨日もご紹介したiPodderなどを利用すると,簡単にゲットできますよ。是非,上手に取り込んで,趣味の世界に役立てるなり来年のTOEICに役立てるなり,しましょう。


HoME7 IV : Of Hamilcar, Ganfalf and Saruman (1)

2005-10-11 23:30:46 | Tolkien・HoME
ちょっと不思議な話なので,私の読み違いの可能性も大きいですが,何でも,1940年の夏,トールキンさんは,大学が何かの試験に使った紙を結構たくさんもらって,そのおかげでまた物語をどんどん進める事ができるようになったと,半分冗談とも思えるような事が書いてあります。

まあ,1940年と言えば,日本では昭和15年,ヨーロッパでは第2次大戦の不吉な足音が近づく時代でしたので,大学教授一家と言えども,現代のように好きなように紙を手に入れられる状況ではなかったのかなあ(それは不便だったろうなあ。。)と推測できます。

でも紙事情はともかく,お父さんがきれいな紙に書いてくれるようになった(笑)ので,クリストファーさんが編集し易くなったというのはよい事です。

これはフロドが裂け谷で目覚めた時のシーンです。これはハミルカー・ボルジャー(=後のおでぶちゃんのボルジャー)がまだここまで来ているという前提での話。ガンダルフの発言がなかなか面白いです。

<本文>
(フロドが起きて出ると)ガンダルフと一緒にホビット達が座っていました。「やあ!高潔な従兄どののお出ましだ!」と言って飛び上がって来たのはハミルカーでした。驚くフロドに,彼はガンダルフの後ろに乗ってきたと言います。そこでガンダルフが説明。「ちょっと遅くなってしまった。既に2人の黒の乗り手がバック郷に忍び込んでおったようで,彼らは船を盗んでおった。おかげでGalerocは泳がねばならなかった。しかし,彼はモルドールにもローハンにも並ぶものがない速さを持っているでの。奴らは彼の足音を聞いた時怖がっておったぞ。わしも怖かったがの。彼らは自分達はバギンスを見つけたと思ったようじゃ。」

(Galerocって誰?と思ったら,ガンダルフの馬の名前でした)

さらにガンダルフは続けます。「わしらは堀窪を出発したが,その夜,ボンバディルを訪ねた。ラッキーな事に,ちょうどその夜に,黒の乗り手の頭は,バギンスと指輪がブリーに到着したという知らせを受け取ったと思うが,同時に,ガンダルフとバギンスが東に向かったという知らせがあったはずで,彼はさぞかし頭を悩ませた事じゃろう。わしらはその後,無事にブリーを通り抜け,風見が丘に辿り着いたのじゃ。そこで黒の乗り手達に包囲されたが,彼らはあえて昼間に襲う危険を冒さなかった。次の朝,わしらは北へ抜け,にびしろ川からEntishlandsを通ってきた。だから,奴らはあんた来た時すぐに全員集まらず,あんたをすぐに認識できなかったんじゃよ。」
</本文>

この『次の朝‥』以降の部分は,以下のように訂正されます。

<本文>
次の朝わしらは秘密裏にそこを発った。しかし黒の乗り手の頭は注意深く,2人が追ってきた。だから彼らはあんたが来た時すぐに‥(以下ほとんど同じ)
</本文>

ここで新しいアウトラインが現れます。

<Outline>
Saramund the White,もしくは,Grey Sarumanという魔法使いが,重要なニュースがあるとメッセージを出す。トロッターが黒の乗り手が出てシャイアに向かっている事を聞く。彼はガンダルフにこれを知らせる。ガンダルフはシャイアを出て東南(ローハン)へ向かう。彼は9人の黒の乗り手は手に余るので,どうしたらよいかを,ローハンの国境に住むSaramundに相談に行く。
Saramundはガンダルフを裏切り,サウロンの手に落ちている。彼はガンダルフに嘘のニュースを言い,山の上に追い詰める。そして彼は狼かオーク達と一緒に取り残される,か,または木の鬚に引き渡される。
</Outline>

唐突に,サルマンの前身と思われるキャラクタ,Saramundの登場です。しかし,木の鬚は相変わらず,悪いヤツですね~。(汗)

The Lord of the Rings: Tarot Deck & Card Game

2005-10-10 23:14:59 | Tolkien・おたのしみ
最近すっかり「HoMEブログか?」状態になってますので,ちょっと違う話題を。(笑)

この頃,占いしないのにタロット付いていますが,今日はこんなものを買ってみました。で,着いてみてちょっとびっくり。「でかい」随分巨大なカード(笑)だなあと思って開けてみると,カードと一緒に立派なブックレットが付いていました。大きいのはその為でしたが,本が付いてるって知りませんでした。レビュー読んでないの丸バレ。

で,カードの内容を見て,なかなかびっくりです。1997年製ですから,映画ができる前からあるものですが,私が不勉強なもので,このタロットデッキの話は聞いた事ありませんでした。

以下,主なカードが誰(何)に割り当てられているか,簡単に記します。(ネタバレになるので,見たくない方はこの辺りで。。。。)

大アルカナ
0 The Fool:ヘンネス・アンヌーンでお魚を捕まえて座り込んでいるゴラムです。ゴラムなのは予想通りですが,ヘンネス・アンヌーンという所が。。。何ともなぁです。
ⅠThe Magician:ガンダルフです。まあこれは,順当ですね。
ⅡThe High Priestess:これがエオウィンなんですね! 手にはもちろん剣。一瞬意外と思いましたがよく考えてみると,そうかもしれないですね。
Ⅲ The Empress:真ん中に座るのがガラドリエル。これは順当,ですが両側が面白い。ビルボを抱く母ベラドンナと,サムの奥さんになるローズ・コトンです。
Ⅳ The Emperor:裂け谷で指輪について決断を下そうとするエルロンドです。
Ⅴ The Hierophant:本来はイスタリのリーダーであるべきだったサルマンです。
Ⅵ The Lovers:異論はあるかもしれませんが,アラゴルンとアルウェンです。(いやでもカードの意味からすると,彼らの方がぴったりかも)
Ⅶ The Chariot:セオデンを乗せてヘルム峡谷を出発する馬車だそうです。(でもローハンに馬車ってあったっけ?)
Ⅷ Strength:ゴンドールの白の木です。へぇ~,こう来るかと思いました。
Ⅸ The Hermit:トム・ボンバディル。適役。言う事ありません。
Ⅹ Wheel of Fortune:指輪です。なるほどね。
ⅩⅠ:Justice:死者の王。Oath breakerという事で。これもなるほどと思いました。
ⅩⅡ:The Hanged Man:これが何とファラミアなんですね。しかも下に火がついてる~(汗),でも,実はカードの意味(suspension of activity)を見て,これはなかなかウマイと思いました。デネソールの行いがこういう事を招いたんですものね。
ⅩⅢ:Death:バルログと闘うガンダルフです。これもウマイ。タロットのDeathは単なる終わりでなく,新しい事の始まりを意味するので,合っていると思います。
ⅩⅣ:Temperance:フロドとサムがゴラムを捕まえ,ゴラムが「いとしいしと」に誓うというシーンです。
ⅩⅤ:Devil:蛇の舌グリマです。これは言う事なしですね。
ⅩⅥ:The Tower:エントに破壊されるアイゼンガルドです。自ら滅びるバラド=ドゥアではなくこちらを選んだという所にセンスが伺えます。
ⅩⅦ:The Star:ネンヤを持つガラドリエルです。これもこれ以上ぴったしなものはありませんね。
ⅩⅧ:The Moon:もちろん!ミナス・モルグルです。これを見ると,日本の月のイメージと西洋の月のイメージが全然違うとよくわかります。
ⅩⅨ:The Sun:月がミナス・モルグルなら太陽はミナス・ティリスかと思ったらそうじゃなくてシャイア。これもまたこのカード作った人のセンスが伺えます。
ⅩⅩ:Judgement:これは袋小路屋敷でガンダルフに説得されるホビット。ビルボでもあり,フロドでもあるのだそう。
ⅩⅩⅠ:The World:中つ国と西方国です。何気にウマイ選択です。

小アルカナ
たくさんあり過ぎるので,おや~!と思った物だけ簡単に。
Ace of Swords:グワイヒア
Four of Swords:塚山での4人のホビット。4つの剣,ですね。
Nine of Swords:9人の指輪の幽鬼です。
Page of Swords:デネソールと一緒のピピン。pageという言葉の意味から,これはピピンですかね?しかも何と驚く事に2人してパランティアを覗いております。シャレが効き過ぎですよ。(笑)
Queen of Swords:もちろんエオウィンです。それにしてもえらくセクシーなエオウィンなんですが‥‥(笑)
King of Swords:もちろんアラゴルンですね。
Three of Wands:アラゴルン,レゴラス,ギムリの凸凹トリオ。面白いのはカードの意味。"Leading others by emample; loyality toward one's friend/group."
Ten of Wands:フロドを担いで山を登るサムです。ここも意味が面白い。"Carrying the burden of others: but don't let it become a habit."
Page of Wands:ラダガストです。
Knight of Wands:弓矢を持つイシリアンのファラミアです。"Dynamic male energy."だそうで。
Queen of Wands:セオデンの妹,エオメル,エオウィンの母Theodwyn。
King of Wands:セオデンです。
Two of Cups:ファラミアとエオウィン。カードの意味は,"A new relationship"
Page of Cups:バタバーさんです。
Queen of Cups:ゴールドベリです。
King of Cups:何故かトーリン。何故かギムリが付き人。カードの意味は"The emotionally sensitive man, capable of both giving and receiving love"だそうです。
Ten of Coins:スマウグ。
King of Coins:何故か木の鬚なんですね。

Pottercastを聴こう!

2005-10-10 16:23:53 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
この課題はいろいろな意味でチャレンジングです。でも,それらを全て達成すれば,誰よりハリポタ通になれる?かどうかわかりませんけど‥(笑)

ハリポタのネタバレサイトとして有名なLeaky Cauldronは,Pottercastという,最近話題のポッドキャスティングを利用した放送局を持っています。まずポッドキャスティングとは何か,それをご存知ない方はこちらをご覧下さいませ。

要は,ポッドキャスティングとは,インターネット上で音声を提供する技術ですが,インターネットラジオと違うのは,簡単に言うと,音声ファイルを頂けるという所です。

では,本題に戻って,そのLeaky Cauldronのポッドキャスティングは,こちらにあります。iTunesで,アメリカ用のIDを持っている方は超簡単。このページの「iTunes」のボタンをクリックするだけです。

ただ,「iTunesのアメリカ用のIDを持っている」という方はそうたくさんいらっしゃらないでしょうから,そういう方は,幾つかあるポッドキャスティング用のソフトを用意する事になります。ちなみに私はたまたまiPodderというソフトをダウンロードして持っております。iPodderでよろしければこちらからダウンロードできます。

ちなみにiPodderを使用する場合は,ダウンロードして立ち上げた後,Tool→Languageで言語を選ぶ事ができます。また,File→Preferencesで,podcastをダウンロードするフォルダを調整しておきましょう。(デフォルトで勝手な場所に決められていて,しかもこの場所はちょっと捜しにくい場合があります)

‥という事で,ソフトは何でもよいのですが,準備できたら,先ほどのページで,そのソフトのボタンを押します。実はiPodderだけはボタンがうまく働かないのですが(だから「iPodderでよろしければ」って書いたんですよ),iPodderの場合は,ポッドキャスティングをダウンロードするアドレスを,http://feeds.feedburner.com/potter-cast とします。

で,いよいよダウンロードです。
全てのファイルをダウンロードすると結構サイズが大きいので,とりあえず必要な奴だけでよいかもしれません。そしてついに待望のPottercastを聴く事ができます。

英語は,アメリカ英語で,プロのアナウンサーが喋っているのではないので,ややチャレンジングです。実は私も一生懸命集中して半分程度かなっ(汗)しかし,ポッタリアン中のポッタリアンが語るハリー・ポッターですので,ためになる情報満載です。好きなハリポタの為なら耳が英語になる方は試す価値はある,かもです。(^^;)


Eragon(8) Magic if the Simplest Thing

2005-10-10 12:19:20 | エラゴン・Paolini
Bromは,魔法使いは薬や呪文から力を得るが,ライダーとは違うと説明します。

ライダーの使う魔法は,古代の言葉を使うものですが,その言葉を使う者はけっして嘘は言いません。また,全ての物には,いつも使っている名前の他にもう本当の名前があり,本当の名前を知るとその人に対して大きな力を発揮する事ができます。自分の本当の名前を知るのは耐え難く恐ろしい事ですが,それを乗り越えると自分自身に対しても大きな力を持つ事ができます。

Bromは石を1つ拾ってEragonに渡し,その石を宙に浮かせてみろと言います。Eragonは心の中からパワーを捜そうとします。そして心の奥に何かぶつかるような物を感じますが,それをなかなか突き崩す事ができません。彼は怒り,その壁を叩き壊そうとします。すると,石はフラフラと持ち上がりました。すぐに手の中に落ちてきましたが,嬉しく思いました。

Bromも喜びましたが,Eragonの手のドラゴンの印(gedwey ignasia)を見て,これが誰かに見つからないように,次の町で手袋を買おうと言います。

そこから数日,Eragonは石と剣の練習をしました。彼は次第に上達して,石はふらつかなくなり,剣はBromにもあざができるようになりました。Saphiraは少し成長して,馬より背が高くなりました。

Daretに着く前日,Eragonは,GarrowとRoranが家を手伝って欲しいという夢を見ました。Eragonがあなたを殺した犯人を追っていると言うと,Garrowは突然Ra'zacに変身し「では,死ね!」と言って襲い掛かってきました。

彼らはいよいよDaretの町に入ってきました。Saphiraは外で待機しています。町には誰もいないようでした。町の中心まで来た時,Bromが「ここはよくない。すぐ出よう」と言います。

しかしその時,武装した男が彼らの行く手をふさぎます。Eragonは矢を準備しようとしました,が男は60人の射手がお前らを狙っていると言います。Bromは,落ち着いて,我々は幾らかの買い物をしたいのと情報が欲しいだけだ,と説明。すると男は,少し信用した様子で,彼らは度々Urgal等に襲われる為に武装していると言います。買い物をする事は許してくれました。

男はTrevorと名乗りました。彼の部下が買い物をしている間,BromはYazuacでの出来事を話しました。Trevorはそれを聞いてとてもショックな様子でした。彼は以前王のもとで働いていた為,この町の守りをしているのだそうです。

やがて部下が買い物を終えて戻ってきます。Eragonは手袋をゲット。Trevorは,もしDras-Leonaに行く事があったら,王に我々の苦境を知らせてくれと言います。

EragonはBromに,何か魔法を使ったのかと尋ねます。Bromは,Trevorや町の人達の心が読めたからだと答えます。そして敵に心を読まれないようにするには,訓練が必要だと。

彼らがSaphiraの所に着くと,彼女は何故か激怒。突然Eragonを踏んづけて,「あなたは私から離れるといつもトラブルを起こす! まるで生まれたての赤ん坊みたいに! 明日私に乗りなさい。あなたは本当にドラゴン・ライダーなの?」
当惑するEragonにBromは「それもよかろう。この先罠や待ち伏せやその他びっくりするような事があれば,わかるからな。」

彼らはその夜も木刀で剣の練習をしましたが,Bromはそろそろ真剣でやろうと言い出し,Zar'rocと自分の剣を出します。彼はその剣の刃をプロテクトする魔法をかけます。Eragonも同じ魔法をマスター。「刃は保護されているが,骨を折る位の力はある。首を打ったら死ぬぞ」と,彼らは練習を始めました。



GOF公式ページ!

2005-10-08 10:36:40 | ハリポタ4巻
まだ入り口にPOAが残ってます(笑)が,とりあえず,ハリポタ公式ページの顔がついにGOFになりましたので,GOF映画関係の記事は,ネタバレブログからこちらにお引越しです!

で,初投稿(?ウソ,そんな事はない(笑))に相応しい?話題を! こちらに待望の?マッド-アイ・ムーディ専用先生ページが出てきました! しっかりDADAをお勉強しましょう。

本当の仕掛けかWebソフトのバグかわかりませんが,ムーディ先生がいなかったりする事があるんですよ。


HoME7 III : The Fourth Phase(2)-(4)

2005-10-07 23:39:19 | Tolkien・HoME
(10) At the Sign of the Prancing Pony (ii)
- All that is gold does not glitter. - まだちょっと
"I look foul and feel fair, is it?"というセリフはここで既にあるんですね。(笑) でもこれは正式版にはないでしょう。"... say no more about round bellies!"(爆)

(11) A Knife in the Dark
トールキンさんはここも再構成しました。以下は堀窪のその後の話でございます。

皆がブリーで寝ていたその頃,白い馬を連れた灰色の服をきた人物が,堀窪の家に入っていきました。その後,今度は黒い服をまとった人物が数人,1人はドアへ,他は,庭のそれぞれの四隅へ立ちました。

(私はこれを読んで,「日出づる所の天子」という漫画で,確か主人公(聖徳太子)だったと思いますが,彼が見た,死の床に就く父の部屋の,四隅に立っていた死神みたいだな,と思いました)

突然ドアの所の黒い人物が剣を振り下ろします。そして「サウロンの遣いだ,開けろ!」と冷たい声が。すると角笛が鳴り響きました。「Awake! Fear! Fire! Foes! Awake!」これにバック郷の住民が反応。黒い影達は慌てて逃げます。その時ドアが開いて,白い馬が追って行きました。馬にはガンダルフが乗っていてさらに角笛を鳴らし,左手には杖を持っていました。彼の後ろにはハミルカー。。。しかし黒の乗り手達は,指輪は既にここを立ち去った事を感知したのでした。

(おや,以前と変わってないじゃん(笑)‥‥黒の乗り手達が,指輪が行ってしまった事を発見した以外は。。右手で持った角笛を吹き鳴らし,左手で杖を持ってよく馬に乗れるなあ‥‥(笑) 次の下書きでは,ガンダルフの記述はなくなり,ハミルカー・ボルジャーが鳴らしたという事に変わります。まあだいたい同じだから省略しますが,最後に,角笛を吹き鳴らしながら彼らを追うハミルカーでしたが,)

‥こうしてハミルカー・ボルジャーは,初めてブランディワイン橋を渡ったのでした。

所変わって,風見が丘での記述です。以前,ガンダルフがcramだのベーコンだのドライフルーツだのを残してくれたという記述がありましたが,これはなくなったそうです。(残念(笑))

ところで,トロッターがこんな事を言ってます。「最近だれかがここにいたらしい。ブーツの跡がある。ということはレンジャーではないという事だ。しかも2足以上ある。」(えっ! じゃあトロッターさんは,と言うより,レンジャーは何履いてたの?(汗) それに2足以上って‥‥,ガンダルフは黒長靴(→ホビットの冒険より)履いてましたが,ナズグルもブーツか!)

さらに彼は続けます。「‥それと,ホビットの足跡もある。ピピンのともサムのとも違う。(サムとピピン同行)」(トロッターさん,ピピン,サムと見分けるとは,レンジャーらしい鋭い観察です。クリストファーさんによると,まだハミルカーがここでさらわれるシーンが残っているみたい,なのだそうです。それにしても,ホビットの足跡があったら,ホントに怖いですね~)

そして,アラゴルンはベレンとルシアンの話をします。(以前は確か,シルマリルそのものでしたね)

(12) Flight to the Ford
(ホビットの冒険の時と同じ)トロルの名前が書かれていたそうですが,この下書きからはなくなったそう。そしてトロルの歌が入ります。この辺ちょっといい加減になっちゃいますけど,まあ正式版にも載っている話なので,先を急ぎます。

次の章は,Of Hamilcar Ganfalf and Sarumanで,ちょっと脇道に逸れるようだし,またついにサルマンが紹介されるようですので,ちょっと丁寧にやろうかなと思ってます。

で,問題はその次,Bilbo's Song at Rivendellなんですが(汗) 長いぞ~(大汗) 翻訳版でも詩はなかなかちゃんと読まない方多いですよね。しかも英語。さてどうしたもんだか‥‥(笑) その章が終れば,次はエルロンドの会議のシーンですが,これまた2章分たっぷりで‥(笑)

Run!Run!Run!