ウィスキーにあうコンビーフ
昔、そんな缶詰があった。
二子玉川でも、銀座でも、横浜でも、
明治屋で見つけては買ったものである。
適度な脂、適度な塩分、適度な黒コショウ、
ウィスキーだけでなく、どんな酒にでもあった。
しかし、生産中止になったのか・・・
いつからから明治屋の店頭から姿を消す。
完全に諦めていた頃に出会ったのがコレ。
明治屋おいしい缶詰「プレミアムほぐしコンビーフ」
名称は違うけれど、コンビーフがほぐしてあるのも、
黒コショウで引き締めてあるのは同じ。
ひょっとして、と思って買ってきておいた。
昼に鯖缶を片付けて、昼寝に勤しむ。
またも大汗を吹き出しながら、
まだまだ、雑菌がやんちゃをしているようで。
嫁さんが17時ぐらいに帰ってきたけれど、
何をする訳でもなく・・・。
昨日はほぼ絶食、そのリハビリだから、
ちょっと食べられればいいので、
この缶詰を開けてみる。
見た目は以前のものとは全く違う。
粗ほぐし感がなく、普通のコンビーフのような。
●名称:コンビーフ
●原材料名:牛肉、牛脂、食塩、ゼラチン、砂糖、香辛料、調味料(アミノ酸)、
酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
●内容量:90g
●賞味期限:枠外右下に記載(2017.11.1)
●販売者:株式会社明治屋 東京都中央区京橋2-2-8
製造者固有記号は賞味期限下に記載(NG08)
缶のサイズは75mmだから、
さほどでもないけれど、牛肉の量は90g・・・
なんだかヤバい気がする。
ほぐしてあるから、小皿に出すと盛り盛り。
栄養成分(1缶90g当たり)
エネルギー 151kcal
たんぱく質 22.5g
脂質 6.1g
炭水化物 0〜3.1g
ナトリウム 590mg
60gぐらいは水分ということか?
同じもののリメイクだと思ったら、
いや、確かにリメイク、再現ではない。
油脂分は少なく、塩分も控えめ、
酒に合う決め手の黒コショウも効いていない。
新しければ何でも・・・という訳ではないようだけれど、
ただ、今日はクスリにやられたバカ舌。
もう1回チャンスを?
ただ、安売りでも500円弱・・・う〜ん
6/18(土)
空弁
この言葉が定着したのは10年以上前。
みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司
きっかけはコレだったような気がする。
焼いた鯖の押し寿司で、挟まれた味付け椎茸が旨味を、
生姜がさっぱり感をプラスして、かなりうまかった。
若狭というか、福井県が鯖の産地で、
かつて鯖街道が京都まで走っていたということは、
当時、手がけていたパートワークで知ってはいた。
しかし、関さば、松輪の黄金さば、金華さばなどブランド化はしていないし、
それに鯖街道を上るばかりで、あまり東京には来ないしね。
昨日、病院から帰路、クスリを飲むために、
プリンを買ってきた。
結果、夜もプリンを1個食べただけ。
高熱で発汗しているのに、明らかにアンダーカロリー。
朝、目が覚めても汗まみれ。
何か食べた方がいい、誰だってそう思う。
嫁さんは友達に会いに天王洲へと。
昨日も昼ごはんを食べに出かけていた・・・
まあ、そんなもんだ。
さすがにプリン以外のモノを食べた方がいい、
そんな気がする。
小浜海産物「若狭小浜 鯖 味付缶」
鯖街道を上らずに東京に上ってきた、
もちろん生ではなく、缶詰となって。
毎度のちょうした「さば水煮」サイズではなく、
一回り大きい直径80mm缶。
イージーオープン缶をパッカンと開ければ、
かなり立派なさばがどんと。
品名 鯖味付
原材料名 鯖(ノルウェー産)、醤油、砂糖、でんぷん、調味料(アミノ酸)
(原材料の一部に小麦を含む)
内容総量 百八十グラム(固形量、百三十五グラム)
賞味期限 缶底に記載(16.7.11)
販売者 小浜海産物株式会社FCK
福井県小浜市川崎2-1-1
TEL 〇七七〇・五二・一六〇〇
そこで初めて気づく、鯖街道を下ってきた若狭湾産ではなく、
空路を南下してきたノルウェー産だと。
しかも、醤油煮なので、鯖を食べているのか、
何を食べているのか、さっぱりわからん。
たぶん、若狭産だろうと、松輪産でも、対馬産だろうと。
しかし、考えてみれば、最初に食べた空弁、
みち子の焼き鯖寿司だって、若狭産ではない。
どんな味なんだろ?若狭産の鯖って。
クスリでバカになった舌が治ったら、
食べてみたい・・・しかし、どこで?
ああ、羽田で、7月初旬の沖縄旅行の時にね、
60円ぐらいしか違わないし。
てか、その程度の差?
オレの舌でわかるか?その差が・・・