おにいちゃん、私、太ってる?
ああ、ちょっとな
そんな、よくある会話からカレン・カーペンターは崩壊したらしい。
太った自分を嫌い、脂肪と水分を極端に嫌ったかと思えば、
その反動でむちゃ食いへと走る。
そして、太った自分を嫌悪し・・・という過食と拒食の繰り返し。
摂食障害の典型を地でいくようなスパイラルに陥る。
痩せ過ぎも太り過ぎも身体にとっては最悪である。
心臓と肝臓に負担がかかり過ぎるからである。
カレン・カーペンターの死因も急性心不全、おっかねえなあ、ホントに。
平塚第二歩道橋を下りてから、都道420号周辺をうろうろするけれど、
困り果てて、結局、東急目黒線武蔵小山駅へとたどり着く。
PALMの入口を見ながら汗が引くのを待つ。
嫁さんと行ったWARAUKADOも定休日だったし、どうすればいいんでしょ?
いっそ西小山まで行って、月音にでも行くか?そんなことすら考える。
PALMに入ってすぐ右に曲がる。
三ツ矢堂製麺
左側のガラスの奥でおにーさんが麺を打っている。
空いてそうだし、ここでいいか、そんな程度。
入口の右手に食券機、さて何を頼めばいいのか、さっぱりわからん。
トムヤムつけ麺やら辛そうなものは当然、却下、選択肢が実はあまりない。
店内はそこそこ広い、やたらと愛想のいいおねーさんに促されて席に着く。
この時点で麺の量と締め具合を選ぶ。
麺1玉が250gでこれが並、2玉使った大盛りまでは無料。
3玉分の特盛りがプラス100円、6玉つまり1500gのフジヤマ盛りがプラス400円。
麺ばかり1.5kgも喰える人間ってどんなんだ?
当然、250gすら無理なので、小200g。
締め具合は温盛りから氷締めまで4段階。
ただ、つけ汁が温かいのだ、氷締めじゃなくていいでしょ?
味玉つけ麺(880円)
これなら喰える、そんな量。
右隣のおにいちゃんは大盛り、丼に入ってきた麺をあっという間に間食。
開いた口が塞がらない。
左隣のおじいちゃんは並盛り、これでもいけるかもしれない、そんな空想をする。
麺はかなり太目、ほぼうどん。
讃岐うどんです、そう言われてもうなずいてしまう食感。
小麦の香りもいい感じである。
つけ汁は魚介豚骨の典型に、柚子の香りが強い、酸味が勝ったもの。
まずくはない、いや、うまいよ、ホント。
切り落としのようなチャーシューは今イチだけれど、ナルトはいいぞ。
かなり太いメンマはそこそこ。出来合いですか?そう言われてもしょうがない。
麺を食べ終わるぐらいの頃に、お店のおねーちゃんがポットを持って来る、
スープ割り用である。
ただ、麺200gにしてはつけ汁が多かったようで、
なみなみと注いでようやく飲める程度になる。
全体的にはよくまとまった感じだし、
もう来たくない、そんな店ではない。
しかし、よく喰うね、世の中の人は、ホントに。
あとから来た女性2人組が、ともに375gの中盛りだったり。
びっくりしながら表に出る。
まだ14時ぐらい、3時間ぐらい時間がある。
PALMを抜けて中原街道へと出る。
とことこ進んで行くと、旗の台の昭和大学を通り過ぎ、清水台歩道橋に出る。
そこからだらだら下る。
洗足池歩道橋
前回、通った時にはなかった街路樹が植樹されている。
もちろん歩道橋に変化はないけれど。
歩道橋を渡らずにそのまま洗足池へと入る。
木陰のベンチに座って荻原浩「千年樹」を読む。
ことりの木と言われる楠木の巨木を巡る短編連作のような小説。
話が飛びすぎて何が何だかさっぱりわからん。
ちょっと技巧に走り過ぎたんじゃない?
読み終わって目を上げる。
目の前をスワンボート、そして洗足池歩道橋。
ボートの後ろからは鴨が4羽、エサがもらえるんじゃないかと付き従う。
オレのベンチの周りも鳩だらけ。
エサをくれ、そんんあ表情でオレを見る、立派な過食となった体で。
ああ、ちょっとな
そんな、よくある会話からカレン・カーペンターは崩壊したらしい。
太った自分を嫌い、脂肪と水分を極端に嫌ったかと思えば、
その反動でむちゃ食いへと走る。
そして、太った自分を嫌悪し・・・という過食と拒食の繰り返し。
摂食障害の典型を地でいくようなスパイラルに陥る。
痩せ過ぎも太り過ぎも身体にとっては最悪である。
心臓と肝臓に負担がかかり過ぎるからである。
カレン・カーペンターの死因も急性心不全、おっかねえなあ、ホントに。
平塚第二歩道橋を下りてから、都道420号周辺をうろうろするけれど、
困り果てて、結局、東急目黒線武蔵小山駅へとたどり着く。
PALMの入口を見ながら汗が引くのを待つ。
嫁さんと行ったWARAUKADOも定休日だったし、どうすればいいんでしょ?
いっそ西小山まで行って、月音にでも行くか?そんなことすら考える。
PALMに入ってすぐ右に曲がる。
三ツ矢堂製麺
左側のガラスの奥でおにーさんが麺を打っている。
空いてそうだし、ここでいいか、そんな程度。
入口の右手に食券機、さて何を頼めばいいのか、さっぱりわからん。
トムヤムつけ麺やら辛そうなものは当然、却下、選択肢が実はあまりない。
店内はそこそこ広い、やたらと愛想のいいおねーさんに促されて席に着く。
この時点で麺の量と締め具合を選ぶ。
麺1玉が250gでこれが並、2玉使った大盛りまでは無料。
3玉分の特盛りがプラス100円、6玉つまり1500gのフジヤマ盛りがプラス400円。
麺ばかり1.5kgも喰える人間ってどんなんだ?
当然、250gすら無理なので、小200g。
締め具合は温盛りから氷締めまで4段階。
ただ、つけ汁が温かいのだ、氷締めじゃなくていいでしょ?
味玉つけ麺(880円)
これなら喰える、そんな量。
右隣のおにいちゃんは大盛り、丼に入ってきた麺をあっという間に間食。
開いた口が塞がらない。
左隣のおじいちゃんは並盛り、これでもいけるかもしれない、そんな空想をする。
麺はかなり太目、ほぼうどん。
讃岐うどんです、そう言われてもうなずいてしまう食感。
小麦の香りもいい感じである。
つけ汁は魚介豚骨の典型に、柚子の香りが強い、酸味が勝ったもの。
まずくはない、いや、うまいよ、ホント。
切り落としのようなチャーシューは今イチだけれど、ナルトはいいぞ。
かなり太いメンマはそこそこ。出来合いですか?そう言われてもしょうがない。
麺を食べ終わるぐらいの頃に、お店のおねーちゃんがポットを持って来る、
スープ割り用である。
ただ、麺200gにしてはつけ汁が多かったようで、
なみなみと注いでようやく飲める程度になる。
全体的にはよくまとまった感じだし、
もう来たくない、そんな店ではない。
しかし、よく喰うね、世の中の人は、ホントに。
あとから来た女性2人組が、ともに375gの中盛りだったり。
びっくりしながら表に出る。
まだ14時ぐらい、3時間ぐらい時間がある。
PALMを抜けて中原街道へと出る。
とことこ進んで行くと、旗の台の昭和大学を通り過ぎ、清水台歩道橋に出る。
そこからだらだら下る。
洗足池歩道橋
前回、通った時にはなかった街路樹が植樹されている。
もちろん歩道橋に変化はないけれど。
歩道橋を渡らずにそのまま洗足池へと入る。
木陰のベンチに座って荻原浩「千年樹」を読む。
ことりの木と言われる楠木の巨木を巡る短編連作のような小説。
話が飛びすぎて何が何だかさっぱりわからん。
ちょっと技巧に走り過ぎたんじゃない?
読み終わって目を上げる。
目の前をスワンボート、そして洗足池歩道橋。
ボートの後ろからは鴨が4羽、エサがもらえるんじゃないかと付き従う。
オレのベンチの周りも鳩だらけ。
エサをくれ、そんんあ表情でオレを見る、立派な過食となった体で。
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