缶詰だけど、それが何か?

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NS711_沖縄 3日目

2012-09-09 23:08:36 | 旅行

9/9(日)

う ら ろ
PCで打つと明確な違いがある。
しかし、手書きだとこれがまたどうしたことか?
嫁さんのようなへなちょこ文字でも、
達筆な人が書いた文字ならなおさら、
その区別はつきづらい。



昨夜の石垣牛の脂にやられて、ほぼ寝られないままに目が覚める、
はるか南方で雨が降っている、それはぼんやりしたアタマでもわかる。
雨は次第に北上し、読谷村にもかなり激しい雨粒を叩き付ける。



しかし、1時間もしないうちに乱層雲は消え去り、
強烈な紫外線が引き戻す気配が紛々と。

今日は昨日とは違って和洋折衷のレストランへ。



昨日の半分ぐらいの量に成り下がる。
しかし、コレで精一杯。それもこれも石垣牛のせい、
未だに牛脂が胃に残っている感じがするし。



それでも9時にはプールサイドへ。



雨で気温が下がったのかもしれないけれど、
いやはやどうして。
紫外線は情け容赦なく降り注ぐ。

ビーチへと移動すると、昨日よりもクリアな視界、
ゆらゆらと海底に黄色い波紋が見える。
そして大量の魚が右往左往。
あっという間に1時間が過ぎ、
プールで塩を落としてから部屋に戻る。

ざっとシャワーを浴びて、12時45分には出発。



今回の相棒はトヨタのビッツ。
カッコ悪い、おまけに地味なメタリック系。
おまけにエキゾーストノートはぱぱぱんと最悪。
確実に惚れないし、家には絶対に来ない、そんなクルマ。

御菓子御殿の辺りで右に曲がって県道6号に入る。
真栄田岬を左手に見ながらルネッサンスリゾートの先で国道18号へ。
仲泊(南)交差点で左に進んで、また県道6号へと進む。



沖縄そば専門店 なかどまい
地名的には「なかどまり」である。
そしてメニューも「なかどまりそば」とある。
しかし、店名は「なかどまい」。
「う」ではないけれど、「い」も判読しづらい文字である。

果たして「なかどまい」なのか「なかどまり」なのか・・・。

13時過ぎだから、先客はそれでも10人ぐらい?
かつて美人だった、
いや、今でも美人のおばあちゃん、
いや、看板娘に注文を告げる。



オリオンビール(500円)
瓶のオリオンはあまり見たことがない。
てか、スーパーでは売っていないし。
相変わらず、すっきりとした、軽い味。



沖縄そば(500円)
いつも「小」だけれど、初めて並盛りを頼んだ。
さすがに麺が多いし、三枚肉もハンパではない、その量。

麺はぼそぼそとした感じだけれど、
スープはかなりカツオが強い。
昆布も少し使っているのかな?



半そば
ここのオリジナル、軟骨ソーキをしっかりと煮て、
味もしっかりと含ませた、そんな味。
トッピングが違うだけで、スープと麺は同じ。

すぐに来るだろう、そう思っていたけれど、
おばあには「い」も「り」も同じに見えるのか?
半そばセットが半そばに聞こえてしまったのかもしれない。

ああ、セットだったのね、ああ、そう
東京だったら黙って席を立つかもしれない、
そして関係を断つかもしれない。

しかし、ココは沖縄、その程度では。



半そばセット(500円)のじゅーしー
食べられないんだったら、半そばだけでいいんじゃね?
そう言っていたし、やめた方がいいと思っていた。
じゅーしーが食べたいのだ
後先考えない嫁さんは、そのまま万座毛まで上っていたかもしれない。

結果、そばの残りと2/3のジューシーを必死に収める。
座敷で食べていたから、そのまま横になった休みたい、
そう考えて何が悪い?

しかし、判読不能な平仮名を書く嫁さんは許してはくれない。
また国道58号を北上して、ムーンビーチの手前。



Grand Blue(グランブルー)
前回、アリビラに泊まった時も、美ら海水族館の帰り道に立ち寄った。
それから3年経ち、「う」「ら」「ろ」の区別はつけれど、
しかし、3年という歳月は東京都内では新ビルができる。
沖縄県でもかなりの変化ができる。
引っ越しをして、さらに得体の知れない建造物へと。

新商品を嫁さんが見るけれど、あんまり・・・
買ってもいいけれど、役人はうんとは頷かない。

そのまま海沿いを北上する。



万座毛
これも3年前に訪れた場所。
ただ、すっかり失念していたから、
ちょっとどきどきする、その美しい岩に。

ココでユータンしてホテル近くのマックスバリューへと。
ビールなどを買い足してからアリビラへと戻る。



17時前の空は雨雲が低く垂れ込める。
さすがに今日は日の入りは見えないだろう、
そう思って、2日連続でアリアカラへ。



またもスイーツオヤジである。
マンゴープリンにフルーツタルト。
しかし、間違えないよなあ、オレ。

ちょっと館内をふらついて、18時24分。



ようやく太陽の光が雲間から見えるようになる。
しかしまだまだ・・・



ホントに日が落ちていくのは一瞬だ。
あっという間に夕日は落ちる。
もちろん「う」でも「ら」でも「ろ」でもなく、
当然、水平線ではなく、その上の雲へと。




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