缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

again048_Part1_らーめん つけめん なわて(ラーメン/武蔵小山)

2010-08-20 16:11:54 | 食べ歩き
8/20(金)

人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。

坂本龍馬は近視だった。
メガネも持っていたけれど、カッコ悪いので人前でかけることはなかった、
そう言われる。
高所から大局を俯瞰できたのは、近視だったから・・・ではもちろんない。
そもそもの素質だから、こればっかりはしょうがない。

もちろん近視だって素質だ、ある意味。
そもそも人間は遠視である、たいていの場合。
眼球の成長によって、この遠視の度合いが弱まるだけである。
遠視の度合いが強すぎれば、そのまま遠視となり、
遠視の度合いがちょうど良ければ、正視となる。
遠視の度合いが弱ければ、近視となる、それだけ。

眼球の成長とは文字通り、目が大きくなること、
そして水晶体の厚みを調整する筋肉の発達である。

目が大きくなると、水晶体と網膜の距離が変わってくる。
奥行きが長くなると、当然、網膜の手前で焦点があってしまうために見えなくなる。
もちろん、先天的に水晶体と網膜の距離が合っていない人もいるけれど。

水晶体の厚みを調整する毛様筋の発達しなければ、
レンズの調整がウマくいかなくなり、当然、近くも遠くも見えなくなる。
だから、成長期に近くや遠くを見ることは大切なことである。

9時前に家を出る。
近くの総合病院で健康診断を受診するためである。
整理番号を渡されると内科の12番目、見やるともうかなりのお年寄りがいる。
長いのか・・・そう諦めていたら、看護主任がやってくる。
問診の前に、数値で表すものはやっておく、そう告げる。

そして、廊下にそれはあった。
木製の測定器に、バネ式の体重計。おいおい・・・。
嫁さんが横浜で受けた健診は、身長と体重を同時に計測し、体脂肪率まで算出。
この雲泥の差はなんだ?しかも身長は伸び、体重は落ちている。
あのさあ、ホントに。
視覚もすごい、片目におたまの様なモノをあてて、遠くから見る、そんなヤツ。
しかも、いかん、1.5が見えちまう、いい歳こいてどうなのよ?
さすがに恥ずかしくなって、1.5は見えません、そう告げてしまう。
水晶体の老化が始まっている、そんな自覚も吹き飛ぶぐらいの結果。
血圧を測れば、低血圧の二歩ぐらい手前・・・。

健康なのか?オレ・・・そんな疑問がアタマを支配する。
ただ、財布は一気に不健康になる、1万円もするのか、コレ。
あまりに驚きながらも、10時過ぎには病院をあとに、武蔵小山へ。
パルムを抜けて、中原街道へ出る。
JAVELの隣のマンガ喫茶に入る。
この店の素晴らしいところは、本人確認がいらないところ。

10時40分に入店して、小1時間で終了。
一瞬、六厘舎?そんなことを思うけれど、着いたら12時過ぎ。
今日は大行列に巻き込まれたくない。

パルムを武蔵小山駅方面へ。
小山台高校の横を抜けて、かむろ坂へとつながる道を横断。細道を辿る。



らーめん つけめん なわて
環七沿いのせたが屋というか、その昼バージョン・ひるがおで修行した人が独立、
オープンさせた店らしい。
入って右側に食券機、12時ちょい前に入ると、
L字型のカウンターに先客は2人だけ。
ただ、あっという間に席は埋まる、行列にはならないけれど。



ハートランドビール(500円)
この緑のボトル、酒屋にだってそうそう置いていない。
薄め、軽めのいい味わいである。
ちびちびと飲みながら5分ぐらい。



特製らーめん(900円)
ひるがお出身というだけあって、まんまである。
白髪ネギの貝柱粉がふりかけてあるのも、生海苔も。
完全なる半熟卵じゃなくて、ちょっと黄身が固まっている所まで、
ひるがおとの違いを探す方が難しい。
独立した意味が今イチよくわからん、それぐらい見た目も味もそっくり。

麺は細め、断面はやや楕円かな。
噛み応えのあるところも、同じようにしか感じられなかった。

全体的に悪くはないけれど、ひるがおとの選択になると難しい。
交通の便がいい所だけ、こちらの方が勝っているかもしれない。
ラーメンの道も一つだけではない、そう思いながら店を出る。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿