今日はオヤスミ。
G1号は中間テストに向けて、全力詰め込み中。
まぁ、3年になるまで、散々、サボり倒してきましたんで焦ってもらわないと(笑)。
雨天で、バイク遊びもアレなので、G2号と奥様を伴って、千葉市へ。
かねてから2号に切望されてました、モノレール乗車にお出かけでございます。
ナニやっても特段のプレッシャーには動じない1号に対し、繊細さが目立つ2号。
公共交通機関の使い方のレクチャーも兼ねての活動です。
ま、2号も6年生なんですから、どこでも単騎でお出かけして欲しいですし。
切符の買い方から、駅構内の案内の見方なんぞをレクチャーしたり。
あ。
駅ソバ喰ってくんの、忘れてまいた(笑)。
G2号様、「立って喰う天ぷらそば」にご興味があるらしいのです。
poitaが、夕食を駅ソバで済まして帰るコトもワリとありまして、ウマそうに思うらしい(笑)。
思い出してみたら、子供の頃、ほのほの香る駅ソバのツユと天ぷらの臭いってば、やたらにウマそうに感じたものです。
今でも、時間とお小遣いが許せば、40%くらいの高クリティカル率でヤられちゃうんですが。
最近の駅ソバ、JRとか私鉄、経営ごとに統合が進んでいますようで。
大概、おんなじような味とメニューとお店の造り、になっていますでしょうか。
昔は、もちっと個性があったように思うのですが。
香川県におりました、大学生だった時。
バイト先の相棒である職人のおっさんが、ソバ好きだったのです。
クルマで、あちこち移動することの多い現場仕事でしたので、おっさんに連れられて、だいぶソバを喰いました。
この御仁、東京の下町(たしか小岩あたり)でしたんで、いろいろとソバを語っておりました。
四国ですから、ソバにはだいぶ不満言ってましたねぇ(笑)。
今、poitaは都内で営業職をしてまして、アチコチ移動しますんで、ソバ、メインの食事メニューなのです。
ソバを喰うたび、おっさんを思い出したりします。
当時50位だったから、元気なら、気のイイおじいちゃん、なのかしら。
以下、その受け売り+αでございます(笑)。
天ぷらソバのようなものは、蕎麦屋で喰ってはいけないのです。
ソレは、ファーストフードであって、ソバじゃない。
ソバ、ってのは、「盛り」がソバ本来の食べ方なのです。
「かけ」のカテゴリーである天ぷらそばは、あくまで、傍流なのです。
でも。
このファーストフードは、魅力にあふれています。
どこにでもある、立ち喰いだって、十二分に魅力的なんです。
駅ソバ。
カウンターにチケットを置きながら、「ソバで」とつぶやきます。
「あい!ソバね!」おやじが応えます。
1~2分で天ぷらそばを、盆ごと受領し、コップ1杯の水と割りばしを添付します。
割りばしを右手と前歯でわりながら、丼を俯瞰。
この天ぷらそばを感じます。
湯気として立ち上るツユ。
旨みを予感させる大豆醤油の香ばしさに、カツブシの風味。
天ぷらの油分は、ツユとソバをしっとりと寄せ合う仲人役です。
特に、天ぷらが揚げたてで熱い場合は、醤油とカツブシと油分の3者の上に鎮座する主役と言ってもイイ。
クリスプな天ぷらを、ツユに1回浸し加減に沈めてから、天ぷらの上のねぎを少しソバの上に移動して。
1回分よりわずかに多いと思われるソバとともに、箸でツユから引き上げる。
口中が耐えうる温度と判断したら、湯気と共に、すすりこむ。
ソバだけは、行儀悪かろうが、ツユが飛ぼうが、盛大にすすりこんでも、よろしいのです。
唇から鼻腔へ、ツユとソバの香り・風味が侵入してくる。
至福の瞬間ではないでしょうか。
そう、コレは、すすりこまないと、実感できないのです。
poitaは、ソバとうどんに関しては、断然、咀嚼する派でございます。
ツユの醤油・カツブシの旨みにかき消されそうな、ソバの味をしっかり感じられるのが、この咀嚼行為でございます。
2投目、3投目。
至福の時間は続きます。
クリスプ感が極端に失われる前に、天ぷらに着手します。
箸で、天ぷらを割ってはなりませぬ。
ココは、ツユのしみ込んだ度合いの高い部分から、50%程を、かぶりついて頂きます。
油分と、本来油分の希薄なツユの組み合わせ。
数個入ってる、小エビの硬さを咀嚼で解消しながら、旨みを享受。
小エビの味、野菜の甘み、ツユ、天ぷらの衣。
クドさを楽しみつつも、ツユをひとすすりして、バランスを取ります。
ソバを、4投目、5投目。
天ぷらの残り。
ソバの残り。
一気呵成に口中に投入していきます。
その間、約5分。
油と、若干の衣が浮いたツユだけが、丼に残りました。
poitaは、コレも、ほとんど残しません、いや、残せません。
両手で丼をホールドし、一口、ツユをすすります。
今度は、舌だけでなく、頭脳も使って堪能します。
大豆醤油の旨み、カツオの旨み、みりんなどの調味料の旨み、天ぷらの具材の旨み、そして、ソバの旨み。
ツユの味を、脳内でしっかり分解しつつ堪能します。
いったい、コレは、なんと表現したらいい、なんと高度なハーモニーなんだろうか。
再度このハーモニーを楽しむために、一度、リセット。
お水を、一口。
さらに、ツユ。
何種類もの旨みを、調和を齟齬にするコトなく楽しめる、そんな環境にいる幸福。
日本人としてのDNAが覚醒していきます。
んんんんん~っ。
ツユ、もう一口だけ、コレでラスト。
丼を置き、お水で口中を洗浄しつつ、食事をシャットダウンします。
だが。
丼の底には、まだ、2センチふたくち分のツユが。
やややや。
この愉悦を、このまま、放棄していいのだろうか。
そんな疑義が、再び丼を掴ませます。
カラになった丼の底で、「タンっ!」と、盆を少しだけ叩きます。
使い終わった箸を添え、征服感を数秒、味わいます。
返却コーナー、盆に乗った丼とコップを返します。
カウンターで調理中の店員と目を合わさずに、呟くように謝礼します。
「ごっそーさん」
こんちくちょー。
メインの「盛り」について書く前にこんなに長くなっちまいました。
「盛り」については、また(笑)。
追伸:
本日のガラゲなんですが。
以前の製作物の手直し版でございます(笑)。
G1号は中間テストに向けて、全力詰め込み中。
まぁ、3年になるまで、散々、サボり倒してきましたんで焦ってもらわないと(笑)。
雨天で、バイク遊びもアレなので、G2号と奥様を伴って、千葉市へ。
かねてから2号に切望されてました、モノレール乗車にお出かけでございます。
ナニやっても特段のプレッシャーには動じない1号に対し、繊細さが目立つ2号。
公共交通機関の使い方のレクチャーも兼ねての活動です。
ま、2号も6年生なんですから、どこでも単騎でお出かけして欲しいですし。
切符の買い方から、駅構内の案内の見方なんぞをレクチャーしたり。
あ。
駅ソバ喰ってくんの、忘れてまいた(笑)。
G2号様、「立って喰う天ぷらそば」にご興味があるらしいのです。
poitaが、夕食を駅ソバで済まして帰るコトもワリとありまして、ウマそうに思うらしい(笑)。
思い出してみたら、子供の頃、ほのほの香る駅ソバのツユと天ぷらの臭いってば、やたらにウマそうに感じたものです。
今でも、時間とお小遣いが許せば、40%くらいの高クリティカル率でヤられちゃうんですが。
最近の駅ソバ、JRとか私鉄、経営ごとに統合が進んでいますようで。
大概、おんなじような味とメニューとお店の造り、になっていますでしょうか。
昔は、もちっと個性があったように思うのですが。
香川県におりました、大学生だった時。
バイト先の相棒である職人のおっさんが、ソバ好きだったのです。
クルマで、あちこち移動することの多い現場仕事でしたので、おっさんに連れられて、だいぶソバを喰いました。
この御仁、東京の下町(たしか小岩あたり)でしたんで、いろいろとソバを語っておりました。
四国ですから、ソバにはだいぶ不満言ってましたねぇ(笑)。
今、poitaは都内で営業職をしてまして、アチコチ移動しますんで、ソバ、メインの食事メニューなのです。
ソバを喰うたび、おっさんを思い出したりします。
当時50位だったから、元気なら、気のイイおじいちゃん、なのかしら。
以下、その受け売り+αでございます(笑)。
天ぷらソバのようなものは、蕎麦屋で喰ってはいけないのです。
ソレは、ファーストフードであって、ソバじゃない。
ソバ、ってのは、「盛り」がソバ本来の食べ方なのです。
「かけ」のカテゴリーである天ぷらそばは、あくまで、傍流なのです。
でも。
このファーストフードは、魅力にあふれています。
どこにでもある、立ち喰いだって、十二分に魅力的なんです。
駅ソバ。
カウンターにチケットを置きながら、「ソバで」とつぶやきます。
「あい!ソバね!」おやじが応えます。
1~2分で天ぷらそばを、盆ごと受領し、コップ1杯の水と割りばしを添付します。
割りばしを右手と前歯でわりながら、丼を俯瞰。
この天ぷらそばを感じます。
湯気として立ち上るツユ。
旨みを予感させる大豆醤油の香ばしさに、カツブシの風味。
天ぷらの油分は、ツユとソバをしっとりと寄せ合う仲人役です。
特に、天ぷらが揚げたてで熱い場合は、醤油とカツブシと油分の3者の上に鎮座する主役と言ってもイイ。
クリスプな天ぷらを、ツユに1回浸し加減に沈めてから、天ぷらの上のねぎを少しソバの上に移動して。
1回分よりわずかに多いと思われるソバとともに、箸でツユから引き上げる。
口中が耐えうる温度と判断したら、湯気と共に、すすりこむ。
ソバだけは、行儀悪かろうが、ツユが飛ぼうが、盛大にすすりこんでも、よろしいのです。
唇から鼻腔へ、ツユとソバの香り・風味が侵入してくる。
至福の瞬間ではないでしょうか。
そう、コレは、すすりこまないと、実感できないのです。
poitaは、ソバとうどんに関しては、断然、咀嚼する派でございます。
ツユの醤油・カツブシの旨みにかき消されそうな、ソバの味をしっかり感じられるのが、この咀嚼行為でございます。
2投目、3投目。
至福の時間は続きます。
クリスプ感が極端に失われる前に、天ぷらに着手します。
箸で、天ぷらを割ってはなりませぬ。
ココは、ツユのしみ込んだ度合いの高い部分から、50%程を、かぶりついて頂きます。
油分と、本来油分の希薄なツユの組み合わせ。
数個入ってる、小エビの硬さを咀嚼で解消しながら、旨みを享受。
小エビの味、野菜の甘み、ツユ、天ぷらの衣。
クドさを楽しみつつも、ツユをひとすすりして、バランスを取ります。
ソバを、4投目、5投目。
天ぷらの残り。
ソバの残り。
一気呵成に口中に投入していきます。
その間、約5分。
油と、若干の衣が浮いたツユだけが、丼に残りました。
poitaは、コレも、ほとんど残しません、いや、残せません。
両手で丼をホールドし、一口、ツユをすすります。
今度は、舌だけでなく、頭脳も使って堪能します。
大豆醤油の旨み、カツオの旨み、みりんなどの調味料の旨み、天ぷらの具材の旨み、そして、ソバの旨み。
ツユの味を、脳内でしっかり分解しつつ堪能します。
いったい、コレは、なんと表現したらいい、なんと高度なハーモニーなんだろうか。
再度このハーモニーを楽しむために、一度、リセット。
お水を、一口。
さらに、ツユ。
何種類もの旨みを、調和を齟齬にするコトなく楽しめる、そんな環境にいる幸福。
日本人としてのDNAが覚醒していきます。
んんんんん~っ。
ツユ、もう一口だけ、コレでラスト。
丼を置き、お水で口中を洗浄しつつ、食事をシャットダウンします。
だが。
丼の底には、まだ、2センチふたくち分のツユが。
やややや。
この愉悦を、このまま、放棄していいのだろうか。
そんな疑義が、再び丼を掴ませます。
カラになった丼の底で、「タンっ!」と、盆を少しだけ叩きます。
使い終わった箸を添え、征服感を数秒、味わいます。
返却コーナー、盆に乗った丼とコップを返します。
カウンターで調理中の店員と目を合わさずに、呟くように謝礼します。
「ごっそーさん」
こんちくちょー。
メインの「盛り」について書く前にこんなに長くなっちまいました。
「盛り」については、また(笑)。
追伸:
本日のガラゲなんですが。
以前の製作物の手直し版でございます(笑)。