句会のこと

2023年11月17日 | 俳句・短歌

10月末に句会のお誘いのメールがきた。
私なりに一所懸命俳句を作ろうとしたのだが、なかなか浮かばない。
こんなことを8月にも書いていた。
(8月2日九想話「俳句が遠くなりにけり

その句会の決まりでは投句は5句です。
(参加者は6人でした)
なんとか投句締め切りまでに私は3句作り投句した。
その選句の結果が今日メールできた。

選句された中に私の句が2句あった。
(右の数字は点数です。特選が2点、ただの選句は1点です)

  吾一人かたむいている秋の風    5

  古希を過ぎ「少年時代」うたう秋     3


この九想話に写真がないとさみしいと思うので、どんぐりの写真を載せます。
このどんぐりたちを踏んで私は職場に行きます。



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俳句が遠くなりにけり

2023年08月02日 | 俳句・短歌

7月15日(土) に夏句会のメールが送信されてきた。
今回は「海の日」にちなんで、海に関係あるものを兼題、とあった。
兼題で1句。他、夏の句で4句、合計5句です。
それなりに意気込んで俳句に立ち向かったのですが、なかなか作れませんでしたね。

私は40歳のときに、パソコン通信のAsahiネットの中に俳句の会議室があり、その句会に参加した。
その句会は月に1度だった。
俳句のことを何も知りもしないのに、がむしゃらに投句していた。
その句会とは別に、「第七句会」という句会に誘われ参加していた。
そこには後に芥川賞を受賞した川上弘美さんと長嶋有さんがいた。
ネット句会ばかりではなく、年に何回かオフ句会もやった。
東京のあるところに集まり句会をして、そのあと飲み会になった。
楽しい句会でした。

あのころは、いい悪いは別にして句がそれなりにできた。
最近では、がんばって句を作ろうとしてもなかなか浮かばない。
それでもなんとか投句しました。
そして、さきほど選句のメールを送った。
さて私の句は、どのような結果になるでしょうか?



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令和5年春句会の反省

2023年05月23日 | 俳句・短歌

私が参加している句会は、年に4回開催されます。
今回の句会に投句した人は6人で、選句してくれた人は8人でした。
私の句は今回は低調でした。(いや、いつも低調です…)
選句された私の句は…、

晩春や昨日と今日のちがいなく    ★        2

行く春やひとの心はままならぬ    ★        2

茗荷竹すくすく伸びる庭がある               1

永き日や庭のあちこち草生える               1

私たちの句会のルールは、1人5句投句して、投句された全部の句から5句を選句します。
その中の1句を特選★とします。
今回2人の方が私の句を特選としてくれた。(ありがたいです)
しかし、私の4句がそれぞれ1人の人から選句されただけでした。
1句は選句さえもされなかった。
私の句は、説明・散文的で、俳句としての輝きがないんです。
わかっているのですが、魅力的な俳句に作れないんです。
投句締め切り日までに俳句を作ることだけで精一杯です。
そんなことだったら俳句をやめちゃえばいいんですけどね。
次の句会のお誘いがあると、おめおめと俳句を作って投句してしまいます。

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一月の俳句

2023年01月30日 | 俳句・短歌



私の友人の句が、昨日の朝日俳壇に載った。

   一月の句帳一句目の筆圧

いい句ですね。
年の始めに句帳に書く一句目、ペンを持つ手に力が入る。
〝筆圧〟としたことがいいと思う。
友人は、1月から順調な滑り出しです。

私が、今年のネット句会に投句した句に、こんなのがあります。

  初句会あとどのくらい句を捨てる

投句締め切り日に、なかなか句ができない。
できた句が気に入らない。
未熟な私は、今年もこんなことの繰り返しでしょう。

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晩夏・初秋句会

2022年09月04日 | 俳句・短歌

私が参加している句会の令和4年晩夏・初秋句会に投句した句です。

  笑う蝉哀しい蝉も死んでいく       

  湿らせた麦わらで編むほたるかご       

  茗荷の子こんなところでかくれんぼ     

  膀胱鏡腫瘍は見えず夏の空             

  サルビアの花君は嘘いくつつく         

この5句が私が投句した句です。
投句締め切り日まで一所懸命考えて作りました。
つまらない句です。
勉強します。

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選句

2022年08月19日 | 俳句・短歌

今日、私が参加している句会の選句をしてメールで送った。
40歳から句会というものに参加して、
何回も選句をしてきましたが、むずかしいですね。
これは私に、俳句の感性も教養もないからだということは分かっています。
以前の句会は毎月ありました。
その句会はもうずいぶん前に参加者が少なくなり、終わってしまった。
現在参加している句会は、年に4回です。
もっと句会をするために、どこかの俳句のグループに入ることも考えたが、
この歳ではその元気がない。
がん患者だという想いもある。
新聞の俳句欄やテレビやラジオの俳句の番組に投句すればいいと思うのですが・・・。

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短歌・俳句100選セレクション

2022年08月12日 | 俳句・短歌


「究極の短歌・俳句100選セレクション(1)『時代と戦争』」(Eテレ 22:30~)
8月10日録画した番組を見た。
番組で紹介してくれたものを見て、下記の短歌と俳句が私はいいなと思った。

濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ  齋藤史

軍衣袴(グンイコ)も銃(ツツ)も剣(ツルギ)も差上げて暁渉る河の名を知らず  宮柊二

催涙ガス避けんと秘かに持ち来たるレモンが胸で不意に匂えり  道浦母都子

降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男

戦争が廊下の奥に立ってゐた  渡邊白泉

すべなし地に置けば子にむらがる蝿  松尾あつゆき

彎曲し火傷し爆心地のマラソン  金子兜太

赤い椿白い椿と落ちにけり   河東碧梧桐

………………………………………………………………………………………………………………………

昨日は、私の参加している句会の投句締め切り日でした。
なんとか作った3句を投句した。
しかし、今日の昼間、その3句のことを考えていたらなんか嫌になった。
それで、句会をとりまとめている人に、
「昨日の投句はなしにして下さい」とメールした。
すると、その方から、
>せっかくお詠みくださったのですもの。
>清記に一緒に加入させては駄目ですか?
>もし推敲や変更など、ございましたら
>お待ちしています。
とメールが来た。
ありがたかった。
私はそれから俳句を真剣に考えて2句作った。
それで、さきほどその句会にあらためて5句投句しました。

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清水哲男さん逝く

2022年03月12日 | 俳句・短歌

詩人の清水哲男氏死去 俳句の評論でも活躍
              (東京新聞)

今朝、友人からのLINEで清水哲男さんが亡くなったことを知った。
残念です。
清水哲男さんとのいろいろなことが思い出されます。
今は、悲しくて何も書けません。
これまで、清水哲男さんとのことを書いた九想話を書いておきます。

2005年11月16日 お風呂の話
2005年11月20日 詩人の“読み”
2006年03月07日 母を詠んだ句
2006年05月07日 薔薇、そして向日的
2006年06月15日 蛍句会
2006年06月29日 さよなら「増俳」
2006年07月15日 学士会館
2006年07月16日 清水哲男さんと話す
2006年07月17日 二次会三次会
2007年01月05日 外国の誰かの詩
2007年02月19日 2つの偶然
2007年05月22日 原子公平
2007年06月29日 ブログの縁
2009年10月09日 阪神負ける
2009年11月10日 ぐんけ
2010年12月06日 自覚
2011年01月20日 一日十句
2011年06月06日 草の雨
2011年07月31日 増殖する羞恥心の夜
2012年06月03日 余白句会100回記念会
2012年10月07日 週間ZouX
2012年11月26日 さきにゆく
2014年01月20日 藁打つ音
2015年05月04日 5月
2016年01月14日 心配です
2016年06月08日 清水哲男さん
2016年08月09日「増殖する俳句歳時記」終了
2016年10月16日 久しぶりの清水哲男さん

ー合掌ー

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令和4年初句会

2022年02月24日 | 俳句・短歌

私の参加しているネット句会の結果が発表された。
下記の四句を選んでいただきました。

 生きたくてただ生きたくて冬の蝿

 春を待つ少年は直立不動 

 冬の星この街にすみ老いてゆく 

 血尿散る白き便器に冬の朝 

この他に、誰にも選句されなかった一句があります。
今回は、多く採られたほうです。
いつもは、一句か二句しか選ばれません。
へたくそな俳句ですが、続けていきたいと思います。

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令和3年秋句会

2021年11月01日 | 俳句・短歌

私の参加している句会の令和3年秋句会の結果が送られてきた。
これまでの句会では、投句した5句のうち選句される句は1つか2つでした。
今回は5句全部選句された。
いつも投句締め切り日に、ない頭を使って俳句をひねり、
そのたんびに自己嫌悪を感じつつ投句しています。

  飄々と老いていきたし花木槿       

  わが夢を捨てきれないで鰯雲          

  わが老いにうろたえている秋の暮        

  秋しぐれさみしき夜は寝るがいい     

  膀胱の中で咲いてる曼珠沙華     

         

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