先日、長野知事選で田中康夫が当選し、昨日は、衆院東京21区補選で川田
悦子が当選した。その他、各地で選挙がありましたね。
それらの選挙について、私なりに思うことはありますが、かたい話は九想話
に合わないので、私の選挙体験を書きます。
なんと、私は選挙に立候補したことがあります。
そんなこと忘れていたのですが、今日、中学校の同窓会のハガキが来ていて、
それを見ているとき思い出した。
中学2年のときだった。生徒会にクラスから誰かを出そうということになり、
クラス会で話し合って、私が書記に立候補することになってしまった。
今思うと、どうして私なんかがそんなことにかつぎだされたんだろう、と不
思議です。
中学2年の私は、なんの取り柄もなく、どっちかというとおとなしく、いつ
もクラスの隅で、仲のよかった友だちとだけ話をしていた暗い人間だったとい
うことしか、思い出せない。目立ったことといえば、クラスの歌を作ろうとい
うことになり、何人かが作ったクラスの歌の中から、私の作詞作曲したものが
多くの指示を得て、クラスの歌になったことぐらいかな。
立ち会い演説会が午後にあるという日、私は、授業中にその演説の原稿を書
いていたことを思い出す。どんなことを話せば、自分のことを全生徒に印象づ
けられるか必死に考え、演説原稿を書いていた。家で書かないで、授業中に書
いたということが情けない。
校庭に集まった生徒の前で、演説したことは記憶にあるが、どんなことを話
したかは覚えていない。
選挙結果は、落選だった。
クラスで推薦されたのに、投票数はクラスの人数より少なかった。