昨日は、へちま亭文章塾第5回の締め切り日だった。
前回のように何日か前から書こうと思っていたが、
仕事が忙しく、毎日の九想話を書くことで精一杯だった。
今回の課題は、「小説」+「雪 または ユキ」です。
小説の中に「雪」を入れればいいということだった。
課題が発表されてからそれなりに考えてはいたが、
なかなか書くことが決まらなかった。
前回の作品の続きでも書こうかなと思ったりもした。
しかし、やっぱり800字で一つの世界を書きたかった。
昨日は仕事が休みでした。
朝7時半に目が覚め寝床でラジオを聴いていた。
8時前に起きてご飯の用意をした。
いつも朝メシの準備は自分でする。
女房の起きるのを待っていてはいつになるか分からない。
たいしたものは出来ない。インスタントの味噌汁と納豆てな感じだ。
そのとき、「イルカのミュージックハーモニー」(ニッポン放送)
にダイアルを合わせた。
「白」というテーマでいくつかの曲がかかった。
4曲目に、吉田拓郎の「外は白い雪の夜」が流れた。
この歌も私は好きなんだな。
この歌詞を小説にしたら書けるな、と考えた。
いや、それはよそう、前回に吉田拓郎を出したばかりだ。
この雰囲気を書こう。
むかし、私が経験した数多い失恋の中の一つを書けばいい。
11時頃から女房と図書館に行く。
それから買い物をした。ちょっとしたドライブだ。
家に帰って作ってもらったラーメンを食べたら眠くなった。
目が覚めると夕方の6時半、焦った。
9時に女房から息子の結婚のメールが来て、
兄と姉にメールで報告した。
そんなことをしていたら10時になってしまった。
それから必死になって小説を書いた。
なぜかそれまで失恋のことを書こうとしていたのに、
書き始めたら違うことになっていた。
11時54分に送信した。
もっと時間があればと思いながら、時計を気にしつつ推敲した。
私が悪いんだな。どうしていつもこうなんだろう。
#005-0073 「過去」が私の作品です。