電動ロクロ

2006年09月14日 | 健康・病気
昨日の陶芸教室で初めて電動ロクロをやった。
師匠のみっちゃんが、8月頃から「ロクロを教えてやる」といっていた。
私もやりたいと思っていたが、なかなかその機会がなかった。

陶芸教室では先生の指導が絶対だ。
たとえ“陶芸的”に間違っていたとしても。

たとえば、「手びねりで作るものは内側は削らない」
ということがあるらしい。
手ロクロで回転させ削ってしまっては、
手びねりの味が出ないということのようだ。
でも、先生は削ることを指導する。
ま、初心者に、先生は簡単に“いい形”を作らせてあげようという
温かい気持ちからそう指導していると私は想像する。
しかし、手びねりという手法からすると、それはおかしい。

先生から許しが出ないうちは電動ロクロは出来ない。
「手びねり3年」という言葉がある。
ロクロはそのあとでないと出来ないらしい。

昨夜は先生が来ない日だった。
先生は月に2回しか来ない。
なぜか、先生の来ない陶芸教室はノビノビしている。

ご飯茶碗とぐい飲みをなんとか作ったが、難しかった。
やはり私はもう少し手びねりをやっていこうと思った。
もっと土に慣れてからロクロをやればいい。
今の私にはまだ早いとしみじみ思った。

26のとき九想窯でやった蹴ロクロはもっと難しかった。
右足でロクロを蹴り続けなければならないので、
身体が安定しない。
なので上半身を“固定”した状態でなければならないのに、
動いてしまって、まともに土を作陶出来なかった。
その点、電動ロクロは勝手に回ってくれる。
楽だなと思った。
それでもまだ、私には“早い”。
3年とはいわなくても、しばらく手びねりの修行をしていこう。

コメント
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