昨夜、ふるさとのことを書いたので、ついでにもう1つふるさとの話を書いてしまいます。
私の生まれた岩瀬町(現、桜川市)は、能楽で有名な謡曲「桜川」の舞台です。
私は昔、「薪能」という九想話に書いてました。
22日、私の担当していたイベント「演劇祭」に、
私の施設の能楽講座で教えている先生が来てくれた。
休憩時間に時間をもてあましている先生と話した。
しかし、話題がすぐ切れてしまう。
そうだ、いつか先生と話そうと思っていたことがあったことを思い出した。
謡曲「桜川」のことです。
「私の生まれた茨城の岩瀬町というところは、
謡曲『桜川』の舞台です」と先生に話した。
「へぇ、そうなんですか」と先生はいった。
「あの能はいいです。いつか『桜川』をやるときは招待しますよ」
と先生がいってくれた。
うれしかった。私はこれまで能を観たことがない。
先日、施設でシテ方宝生流能楽師・重要無形文化財保持者の方が踊った。
(能を踊るといっていいのかどうか私はわからない)
その日私は、事務所の留守番担当でそれを観られなかった。
いつか能を観てみたい。
私の生まれた岩瀬町が合併して桜川市になると最初に聞いたときは、
なんかつまんない名前だな、と思った。
しかし、今はいい名前だと思っている。
私の街に桜川が流れている。
中学校・高校の校歌にも桜川が出てくる。
(だいたい筑波山と桜川はあのへんの校歌に必ず出てくる)
今の私にとっては、ふるさとはかけがえのない存在だ。
ふるさとのいろんなことを大切にしたい。