12日、友人たちは朝6時頃には、所沢を出発していた。
私が7時過ぎにメールで問い合わせると「川越あたりで渋滞だ」という返信が来た。
こりゃ軽井沢まで来るには時間がかかるな、と油断していたら、
そのあとは順調に走れて、9時に「どのあたりですか?」とメールすると、
「南軽井沢」と返って来た。
私はあわてた。
どうせ早くても10時半過ぎだろうと高をくくっていたら、9時半には着きそうだった。
その日の朝、私は部屋を片付けようと思っていた。
急いで整理整頓していたら家の近くまで来たとメールが来た。
ろくに部屋を片付けないままに外に出ると、シントコの友人たちの車が来ていた。
部屋に荷物を入れて、少し休んでからツルヤに買い物に行った。
大きな車なので1台に全員乗れた。
私が運転することになった。
混まないうちに早くと思って10時頃に行ったのに、もう駐車場は一杯だった。
なんとか隅のほうに入れていざ買い出しとなった。
大きなカートにカゴを4つ載せて行く。
最初は2つにしていたが、だんだん買う物が増えて4つになった。
みんなで「野菜はあれだ、これだ」といい。
「ワインは何本にする?」「ビールは何がいい?」とか、もう大変。
米、醤油、味噌や調味料とかも買う。
結局、24,290円買った。
いつかこういう買い方をしたいと思っていた。
しかし、私の友人たちは来ないだろう、と諦めていた。
それがこうして実現した。
みんなでわいわい買い物をしていて楽しかった。
友人たちは、ツルヤ軽井沢店の大きさ、商品の多さ、そして良心的な価格に感動していた。
買ったものを家に置いて、北軽井沢のパンカーラに行った。
朝、パンカーラの奥さんに予約の電話を入れておいた。
出来たらマスターのケーナの演奏もと、お願いした。
しかし、客があまりに多くマスターはケーナどころではなく、必死に働いていた。
みんなはさっそく生ビールを飲んだ。
わたしだけノンアルコールビールを飲んだ。
運転手はツライ。
マスターの演奏は聴けなかったが、パンカーラの料理のうまいことをみんな喜んでくれた。
パンカーラを出て、私たちは鬼押出しに向かった。
太陽が暑かった。
次は、白糸の滝へ行った。
まず車を停めるのに苦労した。
観光客がいっぱいだ。
でも、木々のおかげで涼しかった。
水しぶきが気持ちよかった。
次は、トンボの湯に行くというのが私の計画だったが、そのあたりに行くとものすごい渋滞だった。
とてもじゃないがトンボの湯の駐車場には停められなかった。
それで急遽、小諸のあぐりの湯に行くことに変更した。
みんなは、あぐりの湯から見える小諸の山々と浅間山に感動してくれた。
「トンボの湯じゃなくて、ここでよかったよ」ともいってくれた。
温泉から出て、小諸のツルヤで買い物をして中軽井沢のわが家に帰った。
夜は、宴会になった。
料理は、みっちゃんが作ってくれる。
彼の料理はプロ級だ。
むかし、居酒屋をやっていたのだ。
私のために3000円ほどの中トロの刺身を買ってくれていた。
美味しかった。
そのうち私はケーナを吹き、ギターを弾いて歌っていた。
楽しい夜が過ぎていきました。