信濃毎日新聞に、「四季の一茶」というコラムがあります。
毎日、一茶の俳句をひとつとりあげて、二松学舎大客員教授矢羽勝幸という人が書いている。
ユクカリ オリ
行雁の下るや恋の軽井沢
今日の一茶の一句です。
(略)
> 軽井沢は今は避暑地だが、江戸時代は碓氷峠をひかえた宿場町。
> 多くの飯盛女(宿屋で給仕や売春をした女)がいて旅人を引きとめた。
(略)
> 恋の盛んな軽井沢を歓楽地とみて北方へ帰って行く雁たちも空から舞い降りて宿る、の意。
と書いてあった。
江戸時代の軽井沢に、私も舞い降りてみたくなりました。