社会人への旅立ち

2018年05月09日 | 健康・病気

この4月からNHK連続テレビ小説「半分、青い。」を観ている。
このドラマは面白い。
今日、鈴愛(すずめ)は、バスのターミナルで家族・友人たちに見送られて東京へ旅立った。
それを観ていて、私が高校を卒業してギター工房に弟子入りのために、
ふるさとの駅を出たときのことを思い出した。
あの日、岩瀬駅には吹奏楽部の同級生と後輩たちが10人以上集まってくれた。
駅前で、みんなから激励の言葉をもらった。
「部長、日本一のギターづくりになって下さい」
私は、父親と列車に乗り、窓ガラスの向こうで手を振って
叫んでいる仲間たちを見ながら、泣いていた。
父が、中出ギター製作所まで一緒に行ってくれた。
父としては、親方に挨拶をしておきたかったようです。
そんなふうにしてギター工房に弟子入りした私ですが、
ほぼ2ヶ月で逃げるようにして茨城に戻ってしまった。
あぁ、みっともない。
私の社会人への旅立ちは、こんなかっこわるい情けないものでした。
そのときから私は、社会の底辺をはいつくばって生きてきました。
何をまちがったのでしょうか?
もう少し、ましな人生を生きたかったです。

コメント
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