昨日の人身事故

2019年10月03日 | 健康・病気

昨日は、仕事を終えて帰るとき、東武東上線が柳瀬川駅であった人身事故で止まってた。
改札口のホワイトボードに「18時運転再開予定」と書いてあった。
私はいつも、17時13分の急行に乗って家に帰っている。
18時までどうやって時間を潰そうかと考えた。
居酒屋で少し飲むか、駅前の古書店でもひやかすか、それとも・・・。
そのときふと、26歳のときに勤務していた東洋大学の生協に行ってみようか、と思った。
駅から徒歩で15分ぐらいの大学に行ってみた。
校門付近に警備員がいたので、私は入るのをやめた。
学生などが入って行くが、なにか警備員に問いかけられたら面倒だなと思って、
私は大学の構内に入らず駅に戻った。
ま、昔勤めていた生協の店舗に行っても、それがなんなんだ、という気持ちです。
何年か前、日本女子大に行ったときもそうだった。
昔働いていた所を観てどうなんだ、と思ったのです。
17時50分、駅に戻って改札口を通った。
急行から準急に変更になった車両が停車していた。
いつ走るか分からない電車に乗った。
車内放送では、現場の片づけ、現場検証は終わった、と言っていた。
しかし、安全確認が終わってない、のでまだ電車を動かせないと言う。
18時27分に電車は動いた。
車内はものすごい混雑だった。
なんでこんな時間に電車に飛び込む人がいるのだろう?と考えた。
考えたが、本人じゃないので分からない。
もっと通勤時間ではない時間に、というわけにはいかないのかと考えた。
本人にとっては、その時間にどうしても死にたかったのだろう。
でも、電車に飛び込むなんて、哀しい。
なんとかそれ以前に、解決する方法はなかったのでしょうか?
私は、27歳の9月に社員5人の広告代理店に就職した。
10月に、補欠当選していた高島平団地に引っ越した。
翌年の7月に子どもが生まれるというのに、私は仕事がうまくいってなかった。
電話営業で求人広告が取れるわけがなかった。
朝から夕方までただひたすら電話をかけまくった。
電話をかけるのが厭で電話をかけないでいると、隣の事務所にいる社長が怒鳴り込んで来た。
毎夕の終礼がユウウツだった。
年末の頃、女房が妊娠したことが分かった。
その頃、私は死んでしまいたい気持ちで日々をさまよっていた。
あのとき死なないでよかった。
3月の頃、私はアポがとれたと嘘をつき、会社を出て職安に行っていた。
そして自分の次の仕事を探していた。
そして、時計部品を製造する会社に転職した。
あいかわらずの綱渡りの人生です。
残業を1時間してきた女房は、21時半ぐらいに帰ってきた。
私は、バス停に迎えに行った。
1人のひとが電車に飛び込んで、どのくらいの人がツライ時間を過ごしたのだろう?
これからも死にたいひとはいるのでしょう。
鉄道会社には、ホームドアの設置を急いで欲しいと思う。
あれがあったからって100%防げはしないでしょうが、抑止力にはなると思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする