昨日は午後3時から仕事だった。
仕事をすると7,000歩は歩く。
午後9時半までの仕事です。
寝る前にトイレに入る。
ものすごい血尿でビックリした。
便器に広がるオシッコ全部が血尿なんです。
朝6時、起きてトイレに行くとまた血尿だった。
〝これは、なんなんだ!!〟と思った。
女房にそのことを話す。
「今日、大学病院に行ってくる」
「診察結果をすぐ教えて」と女房がいう。
膀胱がんの手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術 TUR-BT)が、
うまく終わったというのに、この血尿はなんなんだ。
私はものすごく落ち込んでしまった。
大学病院までは車で30分ほどで、8時半に病院の駐車場に着いた。
予約ではないので外来の窓口に行って事情を説明する。
書類に身体の症状を書いて9時ぐらいから待合で待つ。
すると9時10分には診察室に呼ばれた。
身体の状態を医師(今日は主治医はいなかった)に説明すると、
止血剤を処方してくれた。
「膀胱がんの手術のあとに血尿が出るということは、よくあるのですか?」
と医師に質問すると「あります」という。
「次の外来日が7月20日ですから10日分の薬を出します」と医師がいう。
「薬を飲んですぐ血尿が止まることもあるし、止まらないこともあります。
血尿が止まってもしばらくは薬を飲んだほうがいいでしょう」
医師の話を聞いて少し安心した。
薬局で薬を買ってきて、昼食後に薬を飲んだ。
昼寝をしてから午後2時過ぎにトイレに行くと血尿ではなかった。
ものすごく普通のオシッコだった。
これはいったいどういうことなんだ、というのが私の正直な気持ちです。
昨夜寝る前と今朝のオシッコはものすごい血尿だった。
それが、昼食後に2種類の薬を2錠飲んだだけで、血尿じゃなくなっていた。
その鮮やかな変化に私は戸惑う。
でも、血尿じゃなくなったってことは喜びます。
しかし、私はTUR-BTを受けたのは5回目です。
なのにこんな沢山の血尿になったのは初めてです。
手術の前に、こんなことがあると、
説明を受けていればあんなに落ち込むことはなかった。
膀胱がんの手術後にこんな血尿になると、
患者に話しておいてもいいのではないかと思う。
まったく知らなかったので、私は血尿を見て死ぬかと思った。