昨夜、このドラマの第1話の録画を観た。
浜辺で煙草を吸っている男、本庄昇(古田 新太)が煙草を吸っている。
その近くに仕事を終えた看護師の辺見歩(岸井 ゆきの)が行って、電子タバコを吸う。
ある日、辺見歩が働く病院に本庄が末期がん患者として入院してきた。
辺見歩が働く病院は、末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、
在宅の望めない人を受け入れる療養病棟です。
その病棟から元気に退院する人はいなくて、亡くなって退院する人ばかりだった。
病室にいる後期高齢者の女性が3人。
2人がよく言い争っていて、1人の人が看護士にむりなことをいっている。
その3人がある夜、そろって亡くなる。
本庄が病室で煙草を吸うのを、辺見歩が注意する。
そのあとも、本庄は屋上などで煙草を吸っていた。
それを注意する辺見歩。
ある日、屋上に煙草の吸い殻が3本あった。
本庄は屋上から飛び降りて死んだ。
古田 新太の演技が素晴らしかった。
今夜、「お別れホスピタル」の第2話を観た。
年老いた男の老人が入院している。
看護師たちにはわがままいいほうだい。
あるときから妻の久田今日子(高橋 惠子)が体調こわして入院して、隣のベットにきた。
看護師たちにはわがままをいう男も妻のいうことはきいた。
この妻の久田今日子は、男の勤める役所の部下だった。
19歳のときに、「おれは結婚することに決めた」と今日子にいった。
「おれはおまえと結婚する」と勝手なことをいう。
それから今日子は、その男のいうままに暮らしてきた。
女というものはそんなものと思って生きてきた。
しかし今、自分は自分の意思で生きたいと考えた。
男が発作を起こして死にそうになっているときに、
「早く逝ってください」と男の耳もとでささやいた。
高橋 惠子の演技もよかった。
この人がこのような俳優になったことがうれしいです。
このほかのエピソードも沢山あります。
いいドラマです。
このあとも第3話・4話があります。
わが家も私が71歳、妻が66歳です。
これからどんな暮らしになるのか、と考えると不安です。
私はできることなら認知症にならずに、そっとあの世に行きたい。
それも女房より1秒でも早く逝きたいです。