井上ひさしが亡くなった。
井上ひさしの思い出を書きます。
やっぱり、小学生の頃に観た「ひっこりひょうたん島」かな。
あの番組は大好きでよく観ていた。
小説は、何冊か読んだが、それほど好きにはなれなかった。
22・3歳の頃、渋谷のパルコ劇場で観た「藪原検校」に感激した。
私のこれまで観た芝居で上位に入ると思う。
井上ひさしのお兄さんが、舞台の袖でギターを弾いた。
藪原検校役の財津一郎が素晴らしかった。
私が42歳のとき、ASAHIネットで「パスカル短編文学新人賞」というのがあり、
その選考委員に井上ひさしがなっていた。
ということは、私の小説を井上ひさしが読んでくれた可能性もある?
(ないだろうな)
最終選考を公開選考会という形で有楽町マリオンでやった。
私は、それの実行委員になっていたので、公開選考会の当日、
朝から有楽町マリオンにいた。
そのとき、選考委員の井上ひさしに会った。
あのとき、サスケさん(ASAHIネットの井上のハンドルネーム)は遅刻した。
そのときの印象は…。
私の関係する演劇集団水無月が、「父と暮せば」を上演。
何度か観る。この芝居もよかった。
井上ひさしの芝居は素晴らしいですね。
> 広島の被爆者を描いた戯曲「父と暮せば」の続編として
> 「今度は長崎のことを書きたい」と意欲を示していたという。
今、私には何も書きたいものがない。
本名が、同じ「ひさし」という名前なのに、ずいぶんちがうな~。
以前見た『父と暮らせば』もよかった。
映画『父と暮らせば』も好きですが、生で観た芝居が印象に残っています。
沖縄のことも書きたかったようですが、幻の作品なりました。
残念です。
合掌