先週の金曜日、私のスマートフォンのLINEの〝友だちリスト〟に、
突然高校の同級生Sの名前が現れた。
彼の名前と電話番号は連絡先にある。
何かのきっかけで彼と私が、LINEの〝友だち〟になってしまったのだろう。
ときどきまったく知らない名前が、〝友だちリスト〟に現れるときがある。
そういうときは無視しているが、彼のことはほっとけないと思った。
Sは高校のとき陸上部にいた。
私は吹奏楽部で、同じクラスだったが高校生のときはほとんど付き合いはなかった。
高校を卒業して彼は、大きなスポーツ用品・設備の会社に就職した。
20年ほど前のクラス会があったときにSと話して、
東京に住んでいることが分かり東京で何度か飲んだ。
彼は広島支店で働いていたときに女性と知り合い結婚して、広島で家庭を持っていた。
そのときは東京に単身赴任していてマンションに暮らしていた。
それから2年間ほど、よく東京で飲んだ。
茨城の高校の教師をしていたTが東京に来たときに、私にも連絡をくれて飲んだ。
SとTは、高校のときに仲がよかったようだ。
私は11月3日、SにLINEで次のように書いた。
>I高校卒業のSさんですよね。ご無沙汰しています。
>一昨日、LINEに名前が現れたので驚きました。
>よろしくお願いいたします。
そしたらすぐ彼から返事がきた。
>Sです。ラインありがとうございます。
>現在は、5月で退社しゴルフ三昧の日々です。
私もすぐ返事を書いた。
>おれは、年金暮らしです。
2020年に膀胱がんになって、治療のために仕事を辞めました。
すると彼もある病気になったことを書いてきた。
そして、
>ところでクラス会はないのですかね?会いたいね。
とあった。
そういえば、もう10年ほどクラス会をしていない。
>会いたいね。
と私も書いた。
スマホのLINEのおかげで、昔の友人とつながったことは嬉しかった。