主審の判定

2007年06月08日 | 健康・病気
今夜の阪神オリックス3回戦の8回裏、
鳥谷がバンドした球が小さなファールフライになった。
それを追いかけようとしたオリックスのキャッチャーの足が
鳥谷の左足に接触して転んだ。
それを主審が守備妨害として鳥谷をアウトにした。
その判定に岡田監督が抗議し、
球審を軽く突き飛ばしてしまい、退場となった。

私はテレビのスローモーションで何回もその場面を観た。
あれはもともと鳥谷がおいていた足にキャッチャーが
足を引っかけて転んだ。
鳥谷が故意に足を出して守備妨害したとはあきらかにちがう。
解説の鈴木啓示も「あれは守備妨害ではない」といっていた。
これまでああいう微妙な判定のときには、
解説の人はあいまいないいかたをしていたが、
それが今夜ははっきりいいきっていた。

「あなたはボールを見ていたから、足は見ていないだろう」
というふうないいかたも岡田監督はしたようだ。
あのシーンを何度も見て思うが、
主審はボールを目で追いかけているので足は見ていないと思う。
キャッチャーの抗議で守備妨害の判定をした。
そして引っ込みがつかなくなり判定を翻さなかった、と思う。

私が岡田監督だったら、絶対抗議し続けるだろう。
そして退場になるだろうな。

主審はあのあと何もなくていいのか。
たとえば試合終了後、ビデオを観て、
自分の判定がまちがっていたと認めたら、あやまるとか。
そうじゃなかったら、退場させられた岡田監督が浮かばれない。
審判の威厳がなくなるから謝らなくていい、という考え方もあるかも知れない。
でもそれじゃ理不尽だ。
でも、やっぱり仕方ないのかな。

あのトラブルがあったせいかどうか、阪神が逆転勝ちした。
あのとき主審が鳥谷はアウトではなく、試合を続けていたら、
オリックスの平野投手は完投して勝っていたかもしれない。

今夜の阪神の勝利は、岡田監督の抗議がもたらしたものだと思う。
それにしてもあの主審の態度は、
久しぶりにゲームを楽しく観戦していた私を不愉快にした。
こういうときにはビデオを観て判定を結論づけていいのではないか?
あの抗議で15分以上ゲームがストップしたのだ。
つくづく平野投手が不憫になった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チャイルドシート | トップ | PC静音化計画 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。