自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

カストリ焼酎

2012-11-15 | Weblog
 昨日の足助、なかなか良かった。紅葉見物の後は町並み見物。旧街道の町並みを少し歩く。和菓子屋やマンリン書店で買い物したりと。
 車に乗る前に、やはり酒屋。この辺りではお目当ての蓬莱泉の看板が目に付く。
 酒屋へ入れば、原酒の量り売り。あいにく空き瓶の用意はしていなかったので、瓶を買って購入。大吟醸と純米酒、倍以上値段は違うが、どちらにしようかと逡巡していると、「こちらで十分、大吟醸はするすると飲み過ぎる」と安い方をすすめる女将さん。
 素直に従うが、すこし残念。原酒の「可(べし)」を購入。
 この二つの冷酒サーバーのとなりには、瓶に入った量り売りの焼酎。
 これが「吟の精」25度。「グラッパ」などと銘打って書いてある。大吟醸などの酒粕から作った蒸留酒。アルコール度を調整し、25度。「35度の瓶に入った方より、これの方が飲みやすくて経済的」とすっかり足元を見られたようだ。身なりがじじむさくて貧相だったためかも知れない。
 酒粕で作った焼酎とは、名前のとおり、カストリ焼酎。戦後闇市時代のカストリ焼酎はどぶろくの上澄みを蒸留した密造酒。現代の「カストリ」は吟醸の酒粕から作る。グラッパも葡萄酒の搾りかすから作るから、これにも「グラッパ」などと謳っている。
 味の方は、うーん、自分にはいつも飲んでる泡盛のほうが口に合うかな・・・
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