自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

次回を見てみろ!

2013-09-02 | Weblog
 昨日の乗鞍の上位のチーム結果は、年代別B4位、C7位、8位、D3位と入賞者4人だった。
 (表彰式は申し訳ないが出なかった。12時半と宿を出るのが遅くなったし、食べるところも車で一杯だった。…結局奈川まで行って蕎麦を食べた。)
 コースも乗鞍上部の荒天で途中までと、チャンピオンでは不幸にも転倒させられたメンバーいたし、色々あって、不完全燃焼者が多かったのではないだろうか。
 が、1年の精進の期間を与えられたと思えば、次回を見てみろ!だ。

 しかし、パンクはあなどれない。ヒルクラ用の薄いタイヤに軽量チューブの組み合わせは雨天後(中)の道にはリスクが大きい。1回目の後輪の原因は木の棘だった。2回目は交換したチューブが少し噛んでいた可能性(ゴール地点でスタッフのフロアポンプを借りて高圧にした)があるが、安物チューブの製造行程の問題かも、3回目の前輪は極小さな金属片だった。
 次回を見てみろ!、と言えば、脚を鍛えるしかないか……
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乗鞍、人の情けのありがたさ

2013-09-01 | Weblog
 今日の乗鞍はパンク3回に見舞われ、その中で人の情けのありがたさに心からしみいる日であった。
 天気予報では朝は雨も上がって、午後から雨の天気で、なんとか開催できるかと思われた乗鞍の明け方であった。我らが祈りが通じたか、見よこの祈りの効果を、と「新興宗教のよう」とトクさんに言われたが、モーゼのような気分でいた、と思ってください。
 しかし、山は甘くない。集合地点での主催者発表「頂上は風速15から20mの風、霧雨、大雪渓からはこぶし大の石ころが散乱。従って、ゴールを位ヶ原山荘とします」の無情の宣言。
 一気にモチベーションダウン。勝負でなく、サミットまでの自己記録のみが大事の自分にとって途中までの記録は意味をなさない。しかし、位ヶ原山荘まで60分を切れば成果か、と思いなおす。
 スタート頃には時折雨が当たるようになる。距離が短くなり、最後まで脚を残す必要もないので、最初からある程度踏むつもりでスタート。
 休暇村まではそこそこ踏んでそこからやや加減。しかし緩めず三本滝。ここから勾配が強くなる。やや脚に来て脚休めもあり。が、少しづつ前の人を抜くように頑張る。今日心拍計も外しているので、行くところまで行くつもり。が、好事魔多し。冷泉小屋への急登が始まるところで後輪がひこずるようでおかしい。パンクだ。どうしょうもない、やんぬるかな。最後まで自力で登坂を信条としているので、チューブは持参している。
 いやいやながらのパンク修理開始。2気圧程度しか入れずに再出発。やる気も失せたが、芦屋(神戸?)のキタさんが励ましの声を掛けて追い越していく。圧が不足し重い後輪だが、なんとか頑張ろうと思い直して、この九十九折れの急登で人を何人抜いたことか。
 最後の2、3百mは30km超えでゴール。メーターは60分程度。ただパンク修理に10分少々使っているので記録は70分少々。
 着替えて、下山。気温14度と寒い。
 ここで事件発生。登りでパンクしたところよりやや上のところで再度後輪がパンク。たまたま居合わせたTVクルーがカメラを構えて取材に来る。こんな時カメラは止めて欲しい。1本切りのチューブは登りで使ってしまったし、パッチは持ってこなかった。誰か、チームのメンバーでも降りてこないかと、上の方を眺めるばかり。
 全く当惑の時間が過ぎた。
 しかし、天の助けか、人の情けか、ふと振り返ると、下のほうから、自転車を停めてこちらに近づいてくるお方が。なんと芦屋(神戸?)のキタさん。朝もわざわざ整列場所までご挨拶をいただいたキタさんに助けていただきました。
 キタさんにいただいた軽量チューブと、ガスボンベで一瞬のうちに走行可能となりました。誠、人の情けのありがたさ。感謝感激!!キタさん本当にありがとうございました。
 
 ただ、どういう事なんでしょう。出発地点まで戻って、宿に帰る時、宿の近くで3回目のパンク。今度は前輪。たかだか30kmほど走っただけで、3度のパンクは初めての経験。
 今日は色んな事が有り、その意味で記憶に残る大会だった。


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