中間駅、飯田市など4カ所=リニア新幹線、東京~名古屋間―27年開業へ前進(時事通信) - goo ニュース
中間駅…
政治的にそうしなければプロジェクトが進まないという現実はよく解るが、それにしても愚策。
誰が乗降するの?と誰しもが思うだろう。
2027年、14年も先の話。
その頃、果たして日本はどんな姿になっているのか。
人口減少はとっくに始まっている。
「日本の地域別将来推計人口」によれば、甲府市、飯田市、中津川市は軒並み現在から2割ほど人口減っている。
相模原市は人口は減っていないが、高齢化シフトは凄まじい。
通信技術はますます発展していて出張なんて行かずとも、ネットを通じての会議や情報授受で事足りるようになっていることは想像に難くない。
海外からの観光客が大勢押し寄せて、リニア新幹線が移動手段に使われる、とかいうことにでもなってりゃいいんだけど。
14年後に、今日発表された計画通りに事が進んでいるとは、とても思えんのだよね。
リニアの基本計画が策定されたのは1973年。
なんと、自分が生まれた翌年ではないか。
これだけの長い年月かけてきた慣性の大きさを感じざるを得ない。
東京五輪、(リニア)新幹線…ここにきて昭和30年代の復古。
やはり高度成長的発想の持ち主が意思決定者になっているうちは、こうなるのだろう。
世代が一巡するにはもう少し時間が必要ということなのでしょうね。