![]() | 財務3表一体分析法 朝日新書 |
國貞 克則 | |
朝日新聞出版 |
Kindle版にて読了。
『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』の続編。
BS/PL/CSの仕組みと関連性を理解できたら、次はそれを読み解いてみよう、という自然な展開。
前作に続き、基本的なことが極めてわかりやすく解説されています。
財務諸表を読み解く、著者流の手法と順序は以下のとおり。
1.BSの右側を見て、どのようにお金を集めてきているかをチェックする。
2.特に有利子負債の額がどの程度あるかを見ておく。
3.利益剰余金の額を見て、その会社が過去に利益をあげていた会社かどうかをチェックする。
4.BSの左側を見て、集めてきたお金が何に投資されているかをチェックする。
5.その際に、「流動比率」「固定比率」「長期固定適合率」「自己資本比率」などの指標を感覚的にイメージでつかむ。
6.BSとPLの高さを比べて、投下した資産をいかに効率良く使って売上高に変えているか、つまり総資本回転率をチェックする。
7.売上高からいかに効率良く利益を出しているか、またその利益をどのように出しているか(営業利益なのか営業外利益なのか特別利益なのか)といった利益構造をチェックする。
8.キャッシュフローの8パターンのうちの、どれに当たるかをチェックする。
9.主要な財務分析指標「ROE」「レバレッジ比率」「総資本回転率」「当期純利益率」の数字をチェックする。
2.特に有利子負債の額がどの程度あるかを見ておく。
3.利益剰余金の額を見て、その会社が過去に利益をあげていた会社かどうかをチェックする。
4.BSの左側を見て、集めてきたお金が何に投資されているかをチェックする。
5.その際に、「流動比率」「固定比率」「長期固定適合率」「自己資本比率」などの指標を感覚的にイメージでつかむ。
6.BSとPLの高さを比べて、投下した資産をいかに効率良く使って売上高に変えているか、つまり総資本回転率をチェックする。
7.売上高からいかに効率良く利益を出しているか、またその利益をどのように出しているか(営業利益なのか営業外利益なのか特別利益なのか)といった利益構造をチェックする。
8.キャッシュフローの8パターンのうちの、どれに当たるかをチェックする。
9.主要な財務分析指標「ROE」「レバレッジ比率」「総資本回転率」「当期純利益率」の数字をチェックする。
ただ、財務分析の常として、1社1期の財務諸表だけ眺めていても何もわからなくて、同業他社との比較や期間比較は必須だんだよね。
だから手間がかかるんだけど…