らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「メーデー」について

2012-05-01 | 時事

今日はメーデー(May Day)です。
と言っても、最近は景気の関係でしょうか、メーデーについての報道が殆どなく、一般の人たちは余り関心が無いのかも知れませんね。
50年ほど前に、東京・日比谷公園での集会に私が参加した時は“労働者の祭典”として数万人規模で開催され、マスコミも大々的に報道していました。

メーデーの由来を調べると、本来は五月祭の事で、ヨーロッパではこの日に夏の訪れを祝う祭りが催されてきたようです。
この祭りでは労使双方が休戦し、共に祝うのが習慣だったようで、これが近代に入って現在のメーデーへと転化し、「労働者の日」としてのメーデーが誕生したと云われています。

「労働者の日」としてのメーデーは、1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟)が、シカゴ中心に8時間労働制を要求して統一ストライキを行ったのが起源とされています。
当時は、1日12時間から14時間労働が当たり前だったことからスローガンに、『第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために』を目標に掲げて行なわれ、ニューヨーク、シカゴ、ボストンの労働者38万人以上(事業所数は15000を超)がストライキを敢行して8時間労働を勝ち取ったそうです。

さて、日本の今年のメーデーのニュースと言えば、先月28日に、東京・代々木公園で開かれたメーデー中央大会で挨拶した連合の古賀会長が、政権交代後の民主党の政権運営について『新しい政治の幕開けに期待した熱い思いは残念ながら冷め、失望や落胆に変わった』と述べていたことぐらいでしょうか。

最大支持母体の連合からこのような厳しい発言が飛び出すと云うことは、民主党も形無しですね。
民主党の議員の皆さん、しっかりしてください。