久しぶりに大阪南部・熊取の長池公園を散歩しました。
時候がよくなってきた関係でしょうか、比較的年配のウォーカー達が花を愛でながら散歩を楽しんでいました。
散歩コース沿いには色とりどりの花も咲いていました。
その中からひと際目立つ大きな花がありましたのでご紹介します。
その花はアヤメ科のジャーマンアイリスです。
ジャーマンアイリスはアヤメ科の一年草で、学名はイリス・ゲルマニカ(Iris germanica)、日本ではジャーマンアリスやドイツアヤメと呼ばれています。
ジャーマンアイリスはヨーロッパから中近東に分布する様々なアヤメ類が掛け合わさってできた園芸品種のグループで、海外ではビアテット(ひげ)・アイリスやトール・ビアテッド・アイリスと呼ばれているそうです。
これは花びらの一部にヒゲのような突起が付く姿に由来しています。
花の中心部を真上から撮影しました。
ジャーマンアイリスの学名のイリス・ゲルマニカのイリスは古代ギリシャ語の「虹」と云う意味であり、ジャーマンアイリスは別名「虹の花(レインボーフラワー)」とも呼ばれているそうです。
5~6月頃に色とりどりの花を咲かせ、アイリスの仲間では最も華やかで、非常に多くの品種がある花だそうです。
・白色のジャーマンアイリスです。
この花は小型でフラワーアレンジに向いていることからテーブルアイリスとも呼ばれることがある品種のようです。
ジャーマンアイリスの紫です。
この散歩コース沿いでは3種類のジャーマンアイリスが目につきましたのでご紹介しました。