頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

「笠と雪ダルマ」の無い日

2014年12月19日 | 日記

  樹上に日差しが当たり、雪が激しく溶けています。 
  雨のように見えるのが溶けて落ちる水滴!
 
  雨滴が雪面に落ちると、金平糖のような模様になる!
  大小強弱 なかなかの造形美です。

  朴の木台の"あずまや"
  手前のエゴノキは雪の重さに耐えられず折れました。
  横に張り出した樹形は雪に弱い。

  スノーシューや長靴の跡が数人分!
  猫はこたつで丸くなり、人は山で森歩き~。
  日が射す稜線歩きは、とても爽快です。
 
  西方向  小矢部市の稲葉山牧場や砺波市の赤い太田橋が見えます。
 
  東方向  薬師岳(2926m)や剱岳(2999m)が久しぶりに見えました。

気温の高いときに降った雪は樹枝に絡みやすく重いから雪折れが発生しやすい。
 今回は杉の雪害が少なく、落葉広葉樹の枝折れが多発している。
 折れた枝が途中に引っ掛かっていると面倒~!
 落とす方法がないのだぁ~!!
    ◇
 老齢の落葉広葉樹は、枝の再生力が弱い。
 だから枝折れが毎年続くと、いつの間にか枯死してしまう。
 特に、ツル植物が絡むと、枯死への手順が確実にスピードアップされる。
 森の殺し屋とはツル植物の別名。
 とても「予定調和」の平和な状態とは思えない。
 
 
 
  朝にはこんなでしたよ。
  気温が0度だし、新雪がフワ~と乗っていた。
コメント
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