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11月になり、頼成の森も冬支度である。園内を歩くと「はらはら」と葉っぱが
落ちてくる静かな日となった。ツルリンドウの赤紫の実がとても美しい。花も
清楚であるが、実も楽しめる。
華子さんのこみちの谷あいにアテの木が並んで植わっている。正式名はヒノキアスナロ。
耐陰性があることから、昔は山の境木(さかいぎ:境界を示す木)として植えられた。
きっとこの木もそうなのだろう。アテは耐久性に優れていることから、家の土台に使
われたりした。能登地方が本場で、県内では能登のアテを良く使ったそうである。
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森林科学館に戻り、冬に備えてペレットストーブの試運転をした。薪ストーブと
までいかないが、揺れる炎を見てると、温風以上に暖かさを感じてしまう。
さて今年の初雪はいつだろうか。