今日から6月に入った。先日まで、新緑の時期と思っていたら、もう梅雨時期となる。
砺波平野の田んぼも日に日に緑が濃くなっている。一方で大麦も黄色く色づき刈り取りの時期を迎えている。夢の平の展望台から眺めると、そのコントラストに目を見張る。先人たちはこの光景を想像できたであろうか。
今週末は庄川観光祭、そして来週末は砺波夜高祭りとなる。「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声の中、豊年満作を願い練りまわす姿は勇壮である。各町内の若衆も毎晩行燈の仕上げの追い込みであろう。祭り本番が楽しみである。
さて、頼成の森の花しょうぶ園も少しずつ賑やかな様相となってきた。8品種が咲き始めたのである。しかし、サクラと違って、人の心をワクワクさせることはない。静かに、しっとりと人の訪れを待っている。今日のような曇り空の時は特にそう感じてしまう。谷あいに野鳥のさえずりも聞こえ、実に良い時間帯である。
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