頼成の森は、午前8時現在、天候は雨、気温は8℃です。
森林科学館の周辺では、カワラヒワやカラの仲間などの鳴き声がします。
冬枯れの林で、樹木の冬芽を見て歩くのは楽しいものです。葉のある時に樹木の名前を調べておくと、冬芽だけになっても名前がわかります。カラスザンショウはミカン科の、幹や枝に刺の多い落葉高木です。葉は、頼成の森でよく見られるモンキアゲハの幼虫の食樹です。カラスザンショウの冬芽は互生し、ほぼ半球状で、3枚の芽鱗に包まれています。また葉痕は大きく、3つの維管束痕が目立ちます。なお、冬芽についての記述は、馬場多久男著「冬芽でわかる落葉樹」などを参考にしました。
《カラスザンショウの冬芽と葉痕 2011/03/20》
《カラスザンショウの枝の棘 2011/03/20》
※ 頼成の森のイベント
『緑に親しむ集い』 5月4日(水・祝)
(3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)
※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。
〒939-1431 富山県砺波市頼成156
TEL : 0763(37)1540 FAX : 0763(37)1450
※ この記事へのご意見等は ranjyounomori02*theia.ocn.ne.jp までお寄せください。
(*を@に換えてメールしてください)
(HK記)