今頃の時期、頼成の森ではムカシヤンマをよく見かけます。「ムカシ(昔)」の名のつくトンボは2種で、ムカシヤンマとムカシトンボです。両種とも、原始的な特性を残していることから名づけられたものです。
ムカシヤンマは、大型でがっちりしており、サナエトンボのように複眼が離れていて、羽根を広げたまま岩の上などに止まることが多いトンボです。
ムカシヤンマの幼虫(ヤゴ)は、丘陵地から山地にかけて、周囲に樹林のある湿地や水のしみだす斜面に穴を掘って生活しているそうです。頼成の森でも、湿った斜面などでヤゴや羽化殻を探していますが、今年もまだ見つかっていません。
《ムカシヤンマ 2010/05/21》
※ 頼成の森のイベント
『第25回頼成の森花しょうぶ祭り』 6月18日(金)~6月27日(日)
http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html
『花しょうぶ染め教室』 7月4日(日)
(3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)
http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html
※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。
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(HK記)
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