頼成の森のイベントとしては初めての写真教室、「ネイチャーフォト教室」を本日開催しました。
「花しょうぶ祭り」で写真コンテストを行ってますし、写すことでより自然に興味が向くことも大いにありますのでイベントに取り入れた次第です。
講師は富山県写真家協会の野崎会長と柴田さんにお願いしました。
お忙しい中ありがとうございました。
まず、研修室で講習です。
絞り、シャッタースピード、露出など写真の基本の後、
・ボケ味を操る
・時には虫の視点で
・逆光も活かす
・背景を意識する
などのテクニックをさっと解説いただきました。
現地実習です。
おっいいね!の声が
エゴノキの花がたくさん落ちています。
今、エゴノキが盛りです。
他にはヤマボウシ、タンナサワフタギも結構咲いてます。
ホオノキはそろそろ終わりかな。
花のほかに、
木漏れ日、虫、ヘビ、ムカデ、コケ、・・・いろいろ被写体になったようです。
「華子さんのこみち」から「栂野尾園」へ
栂野尾園の池ではスイレンが結構咲いてます。
視点を変えて!何を撮っているのでしょうか
アヤメが見頃です。
野崎会長には冗談を交えながらの軽快な解説を頂きました。
参加の皆さまは、写真のボケ味とともに会話のボケ味を堪能されたことでしょう。
今回、協会の柴田さんから頂いた写真から、一部使わせていただきました。
また、参加の塩谷さんのユニークな写真をタイトルに使わせていただきました。
ありがとうございました。
最後に、野崎会長のごとく、さっと取り出し、さっと操作できる、早打ちガンマンになれるよう精進していきたいと思っております。
そこからヒヨドリ山、サクラのこみちを通りトンボ池に寄り、ヒヨドリ線の東屋で休憩。つづら折のこみちから第一駐車場まで戻りました。
今日は人がたくさん出ておられました。途中、コミスジとトンボを2匹採集しました。(展翅する予定です。)
唐草の池付近でマムシを見ました。(草刈りがされていて、マムシも居場所に困ったのかもしれません。写真を撮れました。)
トンボ池ではモリアオガエルが求婚の合唱をしていました。(卵は毎年見ていますが、カエルは初めて観測しました。)
尾根は風があり蝶の観察には不向きでしたが、代わりに汗を乾かしてくれたように思います。
「ネイチャーフォト教室」をしておられたんですね。その人たちとは出会えませんでしたが、機会があれば教えを請いたいところです。
PS、森林科学館は以前に来た時と展示内容に変化が少なく、ひと通り見て帰りました。中でも昆虫の標本は窓から陽が入り日焼けが激しく、蝶の標本を保管している私には少し残念でした。(アカシジミだったと思いますが白くなっていました。)
フォト教室は、おそらく来年も続くと思いますので、その際には是非ご参加ください。
展示につきましては、ご意見を参考に、少しずつでも良くしていきたいと思っています。