チョウとガは同じ鱗翅(チョウ)目に属している昆虫です。その境界は曖昧で、形態で分類するには例外が多すぎて、明確に区別することは難しいと言われています。種類数はガの方が圧倒的に多く、「ガでないものがチョウである(あるいは、チョウでないものはすべてガである)」と言ったほうがよさそうです。
チョウとガの区別点として一般的に言われているのは、次のようなことです(すべて例外があります)。①チョウは昼に活動するのに対し、ガは夜に活動する。②チョウの触覚の先は棍棒状であるのに対し、ガの場合は櫛状または先が尖っている。③チョウは羽をたてて止まるのに対し、ガは広げて止まる。④チョウはきれいで、ガは地味である。⑤チョウは胴体が細いのに対し、ガの胴体は太い。などです。
注意して山道を歩くと、昼間飛ぶガもけっこういます。下の写真のキンモンガも昼行性で、羽を水平に広げるとチョウのようです。幼虫の食樹は、リョウブです。
《羽を広げたキンモンガ 2010/05/31》
※ 頼成の森のイベント
『第25回頼成の森花しょうぶ祭り』 6月18日(金)~6月27日(日)
http://www.ccis-toyama.or.jp/tonami/pdf/hanasyobu2010.pdf
『花しょうぶ染め教室』 7月4日(日)
(3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)
http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html
※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。
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(HK記)
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