頼成(らんじょう)の森だより

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ヤマウルシ(冬芽)

2011年02月19日 | 植物

冬枯れの林で、樹木の冬芽を見て歩くのも楽しいものです。ヤマウルシは、残された果実の状態や特徴的な冬芽、葉痕などから、葉がなくても比較的簡単に名前がわかる植物です。

ヤマウルシは、ウルシ科の落葉低木で、不用意にさわるとかぶれることもあるので注意が必要です。ヤマウルシの冬芽は、卵形または球形あるいは円錐形で、先端は丸いかやや尖り、褐色の毛でおおわれた裸芽です。葉痕はハート形または三角形で、維管束痕がV字形に並びます。葉痕の形は、木の種類によってヒツジ(オニグルミ)、ピエロ(キハダ)、サル(ヤシャブシ)などに見えると言われているので、ヤマウルシの葉痕が何に似ているのか想像してみるのもいいでしょう。なお、冬芽についての記述は、馬場多久男著「冬芽でわかる落葉樹」などを参考にしました。

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《ヤマウルシの冬芽と葉痕 2011/02/12》

※ 森林科学館では、スノーシュー(大型、中型、小型)や輪かんじきを無料で貸し出ししていますので、ご利用ください。

※ 頼成の森のイベント

   平成22年度のイベントは終了しました。平成23年度のイベントは、3月中旬にはお知らせできる予定です。

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

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(HK記)

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