教会の裏手、大ソテツから少し下りたところにある。
六角形の井戸。
松浦家25代隆信(道可)の優遇を得た、
明(中国)の海商が、この辺りに住居を構え建てたといわれる。
16世紀、平戸が中国と交流を持っていたことの名残のひとつ。
鹿児島にもたくさんあったけど、
九州にはソテツが多いですね。
このソテツ。
教会の裏手、六角井戸の横、
浦の町天満宮の登り口に植えられている大ソテツ。
なんで有名かはわからないけど、
観光名所のひとつになっているようで。
教会の敷地内、
東シナ海を見下ろす位置にそびえ立つザビエル像。
ザビエルって?
1549年鹿児島に上陸、日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師。
平戸をザビエルが訪れたのは1550年、
僅か2年余りの日本での布教の間、平戸を3度も訪れたらしい。
なるほど。そうだったか。
平戸島や生月島では、
多くの人がカトリックの洗礼を受け、その後の江戸時代の禁教令下でも
隠れキリシタンとして、信仰を受け継いでいった人が多かった。
元来、平戸港周辺の市街地にはカトリックの信徒は少なかったが、
近隣各地からの移転により信徒が増えていった。
1971年、聖堂のそばに像が建立されたのに伴って、教会も
「聖フランシスコ・ザビエル記念教会」と呼ばれるようになった。