唐門。
国宝。
船着き場から急な石段を上り、途中で右に入ったところにある、
彫刻と飾金具で飾られた門。
桃山時代の雰囲気をもつ。
奥には観音堂。
豊国廟(京都の東山にあった豊臣秀吉の霊廟)の
極楽門を移築したものと言われている。
(唐門を上から見た写真)
観音堂をさらに進むと渡り廊下がある。
別名、舟廊下という。
観音堂と神社を結ぶ屋根付きの廊下で、
豊臣秀吉の御座船の用材を用いて建てられた
という伝承から「舟廊下」と呼ばれている。
この辺り、あちこちで秀吉の名が出てくるってことは、
浅井家ともつながりが強いということだよね、きっと。
それにしても、
この小さな島に、
お寺と神社が共存するなんて、
まさに日本の信仰の象徴みたいな島だよねぇ。