名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

<九州2011・初日>平戸藩松浦家。

2011年05月06日 12時39分39秒 | 旅(国内)

平戸の歴史をひも解くためのマストアイテム。

平戸藩主松浦家。




江戸時代、平戸藩6万石余りを治めた平戸藩主松浦家は、

その出自が平安時代までさかのぼる大変古い歴史があります。

江戸時代、松浦藩は、

平戸島をはじめとして、おおよそ現在の佐世保市から北松浦半島、

壱岐市、五島列島の一部をふくむ範囲をも統一しました。

これほど勢力を伸張させることができた背景には、

海外交易による経済的発展と鉄砲等の武器輸入

があったからだと考えられているようです。


江戸時代初期「鎖国」以前には、

平戸オランダ商館・平戸イギリス商館を開設、

松浦家は外交に通じた大名家でもあったようですねぇ。






<九州2011・初日>必見!松浦史料博物館。

2011年05月06日 12時12分12秒 | 旅(国内)

平戸に、

こんなにいい博物館があるとは知りませんでした。

ていうか、平戸に、

こんな奥深い文化があったってことも知りませんでした。

ホント、平戸奥深い。



その奥深い平戸を読み解く収蔵物満載の

松浦史料博物館。

ホント満足度高いです。

何がそんなにすばらしいかと言うと、

実際に、平戸藩主松浦家のお殿様が住まわれていた「旧松浦家住宅」で、


   

本物の、

松浦家伝来の武具(よろい、日本刀など)、松浦家歴代当主画像や、

絵画、茶道具ほか美術品(計12,500点)を見ながら、

巻物、史料を合わせ読み、平戸の地で平戸の空気感を味わいつつ、

平戸の歴史を学ぶことができる、ってことかな。





しかも、美術館の敷居が低いというか、

偉そうじゃないというか、

展示品との距離が近くて、

芸術オーラを間近に感じることができます。


お庭のお茶室では、

カスドースなどをお茶菓子にお抹茶もいただけます。


  


名古屋の徳川美術館に匹敵する満足度。

ていうかそれ以上かも?

いやいや、ホントすばらしい美術館でした。




松浦史料博物館
長崎県平戸市鏡川町12番地
TEL: 0950-22-2236