代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

吉田松陰と安倍晋三の自己陶酔

2015年07月27日 | 長州史観から日本を取り戻す
 昨日(2015年7月26日)の『東京新聞』(29面)において、安倍首相が、吉田松陰の愛した孟子の言葉「自ら省(かえり)みて縮(なお)くんば、千万人といえども、吾往かん」という言葉を繰り返し口にし、自己陶酔状態に陥っているようだと指摘する記事が掲載されていました。民意や憲法の制約も無視してでも、「私が省みてなお(主観的に)正しいと思ったら、千万人を敵にしても、絶対に突き進むのだ」などと主張されたら、立憲民主主義国家の指導者としては、完全に不適格と申し上げざるを得ません。孟子も吉田松陰も安倍首相もアスペルガー? 孟子や吉田松陰は一国の政治指導者になることはなかったからいいですけど、安倍首相はそうではありません。 . . . 本文を読む