磯田道史氏の『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』(NHK出版新書)を読んだ。私は、いわゆる「司馬史観」の最大の問題点は、明治維新から日露戦争までの40年間を、坂の上の雲を目指して駆け上がっていくような、日本史上でも栄光に満ちた時代であったと解釈していることだと思う。司馬の解釈では、日露戦争の戦勝に酔い、明治維新がつくった近代的合理主義は駆逐され、精神主義や形式主義に毒されていって、ついに昭和の「鬼胎の . . . 本文を読む
この間ブログを放置しておりました。
更新できなかった理由は、精神的にも時間的にも余裕がなくなったためです。
いちばん頭が痛かったのは、町内会の会長にさせられてしまったこと。最近はどこもそうなってきていると思いますが、なり手が他にいなくて、引き受けざるを得なくなり・・・・・。
全国の多くの地域でも同様な問題に直面して困っている方々が多いのではないかと考え、問題を共有するためにも、書くことにし . . . 本文を読む