前の記事の続きです。これで本日三本目になります。いま仕事の谷間で時間があるので、書けるうちにたくさん投稿しておきます。
前の記事で、「自由・人権・民主主義」などと、よそ様の概念をサル真似で崇め奉るのを止めにしよう、と書きました。アジアの価値はアジアに見出さねばなりません。
それじゃアジア共同体を構築する上での共通の価値とは何かということで、フィリピンの事例を紹介したいと思います。前の記事 . . . 本文を読む
私は内閣は老中、大臣は奉行、首相は老中首座と呼び変えたらどうかと提起しました。それに対するデルタさんが下さったコメントが、これまた感動的なものでした。以下デルタさんのコメントを引用します。「老中、
なんか響きが硬い気が、雅にやまとことばで参りましょう。
首相……おとなのおとど、
藩主……くにのおとな衆、
議会……よりあい」
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多忙だったため全くブログの更新ができずに申し訳ございませんでした。私が更新を怠っている間、コメント欄で大変に楽しい議論がなされました。それを紹介したいと思います。
以前にも書きましたが、私は「廃県置藩」論者です。その心は、地球温暖化問題を含め環境問題を根本的に解決するためにも、そして戦争のない平和な社会を実現するためにも、それがもっとも合理的な方法だと思うからです。
地球温暖化対策として . . . 本文を読む
少なくとも日本は江戸250年と第二次大戦後50年という二度にわたって、「平和でかつ格差も少ない」という状態を作り出しています。格差は確かに戦争のインセンティブになります。その意味で、資本主義は確実に定期的な戦争を必要とするシステムだといえるでしょう。
世界を見渡すと、世界でもっとも長く戦争をやっていない国はスウェーデンです。彼らはナポレオン戦争以来、200年にわたって戦争に一切関与していないのです。そして、スウェーデンの平和の裏には、格差の少ない平等な社会がありました。
そう。いま私たちが真剣に考えねばならないことは、如何にして安定した持続可能な正規雇用を創出するのかです。赤木さんの問題提起に対する回答は、それでしかありません。
民間企業が「失われた10年世代」を雇わないのであれば、国が公社でも作って全員正社員として雇うべきなのです。市場原理主義からはキッパリ決別して。そのくらいやらなければ、本当にこの国は戦争にでも突き進んでしまいそうです。 . . . 本文を読む