昨年末、大学時代の友人から電話を受け取った。
友人:「ひさしぶりやな。じつは今度『その時歴史が動いた』でフィリピンの独立について取り上げたいんやけど、相談に乗ってくれへん?」
彼は、昨年までNHKのディレクターとして福祉関係の番組を担当していたのだが、何でも「その時歴史が動いた」に移ったのだそうだ。おーっ、知らなかった。
私:「フィリピン史を本気で取り上げるつもり? 視聴率取れないに決まっ . . . 本文を読む
まず最大の債権者である日本は、第二の債権者である中国を巻き込んで「対アメリカ債権国会議」を組織する必要があります。日中は「米国問題」を解決するために協力せねばなりません。そして、対アメリカ債権国会議は、債権の一定額の放棄と引き換えに米国経済の構造改革を迫るべきです。ただし、その構造改革の中身は、かつての米国が中南米諸国に押し付けたような市場原理主義改革であってはいけません。世界でもっとも環境に悪いライフスタイルを維持する市場原理主義国家アメリカを、このブログで論じているエコロジカル・ニューディールの路線に従って構造改革するのです。 . . . 本文を読む
先日エントリーした徳島で行われた全国川のシンポジウムの報告の続きです。そこで話し合われた論点には、いくつも興味深いものがありました。その中で、「何故日本の研究者はこんなに御用学者ばかりなのか」という非常に興味深い論点がありました。
シンポジウム初日のパネルディスカッションで、パネラーの一人の野田知佑さん(吉野川川の学校校長)が、吉野川可動堰問題の際、建設省が連れてきた御用学者たちの数々の「ウ . . . 本文を読む
一昨日から昨日にかけて徳島市で「川を流域住民(あなた)が取り戻すための全国シンポ」が開かれ、参加してきました。
お盆の帰省ラッシュに阿波踊りと、外部から徳島市内に入るのは一年でもっとも困難な時期であったにもかかわらず、全国から700人以上が参加し、驚くばかりの大盛況でした。私も、新幹線の指定席が取れなかったので、乗車率200%を超えるであろう「新幹線ラッシュ」の中、4時間立ち通しで徳島まで辿り . . . 本文を読む