代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

マルクスから孫子へ: 共産党問題再論

2007年01月17日 | 運動論
 マルクスは「自分だけが正しいんだ」という態度で、たとえばプルードンのように、本来は当然に共闘すべきと思われる社会運動家をも、口をきわめて罵り、徹底的に批判し、敵に回して行きました。そのくせ、「アソシエーション」のような重要概念を、ちゃっかりプルードンからパクったりしているのです。  国際労働者協会(第一インターナショナル)においても、マルクスは自分の主張を押し付けようとばかりして、他の派閥の怒りを買い、ついにバクーニン派と決定的に対立して第一インターナショナルそのものを崩壊させてしまうのです。マルクスは運動の組織者としても、運動の戦術家としても全く才能がなかったといえるでしょう。 . . . 本文を読む

2007年新年の挨拶

2007年01月04日 | その他
 ちょっと遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。何だかんだとブログをはじめて2年が経過しました。気が向いたときの不定期更新のマイナー・ブログですが、読者の皆様に励まされて何とか続けて参りました。匿名の恫喝・罵倒コメントをいただくこともしばしばで、最初は怖かったのですが、最近は慣れて参りました。ネットの威力も恐ろしさも共に体験した2年間でした。ITオンチが運営するセンスのないブログで、い . . . 本文を読む