「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」と言われる。しかし、最近はそれも怪しくなってきた。「出すぎた杭もやはり打たれる」のだ。残念ながら、今のこの日本では。しかし・・・。出る杭が多すぎたらどうなるだろう。権力を総動員しても打ち切れないくらい杭の数が多くなってしまったら? 孫正義が経団連の会長に、河野太郎が自民党の総裁に・・・・・。皆が声をあげれば、このような夢も正夢になろう。そうなれば日本は間違いなく変わる。 . . . 本文を読む
「アメリカから日本への政策提言」というと、その時点で暗い気分になる方が多いと思う。「どーせまたしょーこりもなくTPPへの参加要求とか構造改革要求とかでしょ?」と。
しかし以下のようなすばらしい政策提言なら大歓迎だ。サンフランシスコに本拠を置くシンクタンク「ノーチラス研究所」は、4月11日「The Path from Fukushima (フクシマから進むべき途)」という政策レポートを発表。火力 . . . 本文を読む
巨大な防潮堤への依存体質は、少なからず逃げ遅れを発生させる原因になった事が証言からは浮かび上がってくる。巨大なインフラで災害を防ごうとするとき、そのインフラの力を過信してしまうと、想定を上回る災害が来たときに逆に被害を拡大させてしまう。
今回の津波を受けて、さらに巨大な防潮堤を構築しようとするのは誤りであろう。もちろん、ある程度の防波堤、防潮堤は必要であるが、過信を引き起こさない程度のほどほどの設備であるべきだろう。復興にあたっては、このことを肝に銘じるべきだと思う。
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2004年10月から6年間にわたって続けてきた「代替案」というブログのタイトルを、前回2006年4月12日の記事で「代替案を語り合うサロン」と変更しました。「我ながらつくづくセンスないなぁ」と情けなく思ったので、再度タイトルを変更させていただきます。二転三転申し訳ございません。m(_ _)m
ブログ「代替案」あらため「代替案のための弁証法的空間」と変更させていただきます。こんな馴染みのな . . . 本文を読む
読者の皆様は「オヤ」と驚かれたでしょう。こちらはブログ代替案です。ブログを始めて6年間変更しなかったテンプレートを節電モードに変更いたしました。ついでに、タイトルもちょっと変更しました。
震災の後、すぐに変更しようと思ったのですが、長く続けてきたので保守的な私はなかなか変更できなかったのです。またタイトルは、「代替案」という一般名詞そのまま使うのはまずいと前々から思っていたのですが、保守的な . . . 本文を読む
国交省の皆様に一考していただきたいのです。この際、河川局と港湾局を統合してはいかがでしょうか? もともと川から海岸線は一体的に管理すべきなので、河川と港湾の縦割りは好ましくないはずです。
港湾局には津波被害の修復の中で膨大な復興需要が発生します。河川局と港湾局を組織統合してしまえば、ダム予算を港湾復興に予算を移しても、統合した「河川・港湾局」の予算は総額で増えこそすれ減ることはありません。人材の配置転換も容易に進むだろうと思います . . . 本文を読む
3月29日に行われた、日本学術会議の河川流出モデル・基本高水評価検討等分科会(第4回)の配布資料が下記サイトにアップされています。大熊孝先生(河川工学)、藤部文昭先生(気象学)の報告資料と共に私の資料もアップされていますので、興味のある方はご参照ください。
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/takamizu/haifusiry . . . 本文を読む
政官業学報のペンタゴンによる、異論を許さない翼賛体制の存在はよく指摘されるところ。原発推進プロパガンダしかり、このブログで取り扱ってきた自由貿易推進プロパガンダもしかり、ダム推進プロパガンダもしかりである。市民・住民の不安や異論を徹底的に排除するペンタゴンであり、ソフトな日本型全体主義体制といっても過言ではないだろう。
以前は「政官業のトライアングル」という言い方がされた。それだけではないだ . . . 本文を読む
河野太郎議員が昨日のご自身のブログ「ごまめの歯ぎしり」で「再生可能エネルギー100%を目指す」宣言をしている。心より拍手を送りたい。河野議員の提案の要点は以下の通り。
(1)政治的決断で原発の新規立地をすべて中止。
(2)既存原発の寿命を考え、2050年までかけて全原発を段階的に廃炉にする。
(3)段階的廃炉にする分は省エネと天然ガスと再生可能エネルギーで補っていく。
(4)最終的には再生可能エネルギー100%を目指す。 . . . 本文を読む